今日は、ある程度お金のある高齢者のお話。


親が要介護状態になり、お金の管理が難しくなりますと…。

子どもはもしかしたら初めて親の経済状態を知ることになります。聞きたいけど聞けなかった事。


その時、思ったより親が預金や年金を持っていたとします。

「あぁ、良かった。(介護にかかる)お金の不安がなくなった」

最初は皆そう感じると思います。

もし足りなかったら自分が出す?自分には自分の生活があるから厳しい!そう思うのは当たり前の気持ち。


親のお金(年金とか貯金)で介護費用を賄う。

理想です。理想的な展開のはず。

そうはならない家庭の話は昨日書きましたが。


…でも、何故か?

何故だか分かる気もしますが…悲しい

お金を最低限(それ以下)しか使いたがらない人もいます。


預金を温存したい。

余計なお金を一切使わない

(余計ではないのですが)


ここに働く気持ちは多分…

「あと何年続くか分からない」

これが大きいと思います。


このお金を使い果たしたら、自分に降りかかってくると想像。

子育ては、ある程度終わりの目安がありますが、介護にかかるお金はあと何年と予想がたたない。

急に入院するかも。施設入所かも?


あわよくば…

(もしかしたら無意識の部分もあるでしょう)

ある程度のお金があるが故と思いますが

亡くなった後の相続。


なんだかね。


すごく素敵な愛に溢れる家族も見ています。

同時にそうではない家族や家族間の温度差とかも感じます。

もしかしたら、これがこの利用者様の今までの子育てや人間関係の結果かもしれないとも感じます。


でも。切ない。

いつでも、ベストを尽くしたいのよ。

あるのが分かっているのに渋られる。

えっ、そんな扱い?そう思うことも。

言いません。

だって、私は関係者だけど家族ではない。


家族には言えない頼れないのに、ケアマネには頼って無理難題を言う方も。案外いる。


切ない気持ちに、時にはなります。


全員じゃないですよ。

楽しいことも楽しい交流もたくさんあるから、

基本愚痴りながらも笑って仕事しています。


もう一回でこの話は終わろうかなと思っています。


明日も仕事ー。やるわ。