昨日は腎・アイバンク協会の創立◯年記念式典へ。
記念誌に寄稿したご縁で参加することにしました。
こういう式典って、来賓挨拶が長いですね。
県知事さんも来ていました。
ぼんやり色々な事を考えながら資料を見ていた。
ふと目にとまった提供を受けた方(開眼者と言われるんですね)の体験記。
中途失明した40代の人。盲学校で訓練を受けていたが音声と慣れない点字を頼りに勉強していたそう。角膜提供を受けたことで教科書をなんとか読めるようになり、実技も向上。
「人生に希望の光が生まれました」
それを読んで、その方は夫の角膜を受け取った人ではないと思うけど、何か今までぼんやりとしていたことがイメージできました。
提供者は相変わらず年間1桁です。
提供を受けた人は…提供者の2倍。
ということは、夫の角膜は片目ずつ誰かに移植されたのね。
どこかで、私も夫も知らない誰か2人。
夫の角膜は誰かの光になったかな?
その方が笑顔で暮らしていますように。