1年前に夫と死別しました。

 

気持ちの浮き沈みはもちろんあるのですが、淡々と日々の生活を送っています。

 

ふと思った。

私は身近に、死別先輩がいるのです。

 

…母です。

 

母は56歳の時に、父と死別しています。

急性心不全でした。

本当に、ある日突然にその日はきました。

父は9歳年上だったので、その当時は65歳。

定年した後、毎月のように旅行三昧だった両親。

 

ニュージーランドに旅行に行く数日前

「調子が悪いからキャンセルする」そう聞きました。

 

当時、独身貴族で(死語?)実家にいた私。

「そうなんだー。残念だね。体調戻ったらまた行かれるよ」

のんきでした。

 

翌日、父は突然亡くなりました。

朝、母に起こされました

「お父さんが…息をしていないの」

 

救急車呼んで、一緒に病院へ行って。

死亡確認をした覚えはないので、もしかしたら母が一人でしたのかもしれません。

 

その後の母は気丈でした。

母が泣いたのは見ていません。

(喪主の挨拶で声が震えていました)

 

私はというと、父にもっとあれこれしてあげればよかったと。

遅く来た反抗期で、嫌な態度ばかりだった。。。

後悔で泣いて泣いて泣いて。

 

ふと思い出しました。

あれ?あの時の母の姿は、夫が亡くなった時の私?

涙はどこかに置き忘れ、気丈にふるまっていたな。

(聞いていた以上の借金発覚で、怒りまくって涙も出なかったと思っていましたが)

 

一周忌が過ぎて、母にお礼の電話をしました。

「寂しい時もあるよね。よく頑張ったね。ところで、お金大丈夫?」

(←まだ心配されてる泣き笑い本当に心配ばかりかける娘ですみません!)

「私も働いているし、子ども達は奨学金やら保険金でなんとか大丈夫よ。心配しないで」

(えっと、母に夫の借金問題の時にお借りしたお金は返していませんので、何が心配しないで…な状態ですが滝汗

話を戻します。

 

あっ、母は寂しかったんだ。

その時は、自分の気持ちでいっぱいで気付いていなかった。(ごめんね)

 

その後、母と一緒に美味しいものを食べに行ったり、旅行したり。

いきおくれと言われる年齢まで家にいて良かった(?)楽しかった。

少しでも慰めになっていたとしたら、私にとってもありがたい話です。

 

父のお葬式の時の凛とした母の姿。

その後の母の姿。

 

その後、母は打ち込める趣味を見つけ、趣味を通じて友達が出来て、どんどん元気に精力的になりました。父の実家の整理や、自分の実家の整理のあれこれも頑張りました

(一緒に父方のおばあちゃんのお葬式にも出席した。父にとっては継母で色々あった人)

まだ50代。体力があった。


中高時代の友達と交遊をしたり。

(母校での活動もしていました)

 

私が結婚してからの子育ての間に私が怪我した時も、下の子の出産後も沢山助けていただきました。

 

現在は癌を患ったり(経過観察中。まもなく5年)足が痛くなったりで少々不自由になってきた生活ですが。今は独身の兄と二人、美味しいもの食べにいったりして楽しそうに暮らしています。

 

いつも母は私の先に居てくれます。せんぱーい!

ありがとう。

 

お母さんの子で良かったと、母が生きているうちに言おう。

(なんとなく恥ずかしくて…いつ言える?

でも、言う…決意表明しておきます!)

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