亡くなって二日後。
何やっているんだろうと思いつつ
カード会社に電話を始める
電話をしても、
なかなか、その部門までたどり着かない。
「夫が亡くなりました。
そちらでお借りしているお金が
あると思うのですが…」
何度言ったかな。最初に出た人、担当の人。
だいたい、折り返し電話がくる。
そこでもまた同じ話の繰り返し
死亡診断書をファックスで送ってと言われた
ところも。
私が把握していたのは住宅ローンと
教育ローン。
住宅ローンは団体信用生命保険で
完済できるはず。
教育ローンは、私も同意して連帯保証人に
なり借りたので、払い続ける。
そして何年も前に発覚し、
コツコツ払い続けてきたカードローン
その為に私も社員になった
生活費は一応もらっていたけど、
税金や子ども達の高校の費用、
時々壊れる家電の買い換えなんかはほぼ私
銀行系のカード会社2社で約150万と
本人から聞いていた。
正確には300万以上だったが、
倒れる1ヵ月前にまずは1社返済しようと
話をし、150万渡していたのだ。
返済終わっていたはずのA社へまず電話。
約100万
この段階で、私に言っていた残高は
嘘だったとわかった
…とすると?
B社40万と聞いていたけど110万
C社100万と聞いていたけど140万
ひえ―350万。
嘘つき嘘つき嘘つき
完済する予定で渡したA社のお金は
どこへやったの
…もしかすると
どこかのネットバンクに入ってる?
(いやいや、どう考えてもこの感じでは
ないよね→甘いよ自分)
まだまだ自分が甘いと気付く葬式後。
借金話を書いていると
嫌でも色々思い出してめげます
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気分を変えて貰える話も。
社会保険事務所へ行きました。
夫と私の年金番号がわかるものや死亡診断書を
持って。
最後4年は個人事業主だった。
その前は何度も転職していて、
会社の名前が思い出せないところも。
厚生年金は加入していたけれど年数は
足りてるのか?
最後は国民年金だったし。
受給資格に当てはまるのか?
18歳以下の子どもはいないので
遺族基礎年金は貰えない。
ネットや本で調べて心配で。
もう、直接聞きたい気持ちでいっぱい。
親切丁寧に説明してくれて、試算して、
提出書類と必用書類を教えてくれました。
私の場合は65歳になるまで…
遺族厚生年金と中高齢寡婦加算がいただけます。
その額は加入年数や支払っていた額で決まるので一概にいくらとは言えませんが、あくまで私の場合は月割にすると10万弱です。
定年まで頑張って、老後資金をゼロから作る
…いや、マイナスからだった
まずは借金返済
私の給料だけで2人を食べさせていけるのか不安でした。
社会人になった新卒の自分より安いんです…
余談ですが65歳になると自分の年金になります。
自分の予定額聞いてびっくり。安い。
がんばって働けるうちは働きなさいと
社会保険事務所の方に励まされました。
コロナ禍なので基本予約を取って下さいと
言われていますし、掲示もされていますが、
待つ覚悟あれば、
突撃で行っても相談出来ます。
(実際ガラガラに空いていて、
たいして待たされない)
これは税務署も、銀行も。