「雫」寺地はるな 2024年


あらすじ
中学の卒業制作で出会った4人の同級生たち。
恋人とも親友とも異なる距離感のまま
時が巡ること30年。
ビルの取り壊しに伴って
ひとつのジュエリーリフォーム会社が
営業を終え、4人は再会。
重ねてきた月日の過程で
不器用ながらひたむきに生きる彼らに
訪れる数々の選択と人生のままならなさ。
そして、転機…


現在から過去へ遡って綴られる物語。
4人の男女の付かず離れず
親密でもなく、
かといって素っ気ない感じでもなく
お互いを心配したり思いあってる姿が
とても絶妙な距離感で温かくてじんわり~


美術の先生の言葉

「古代、雨は神々が流す涙であると

考えられていました。

雨の雫はあつまって川となり

海へと流れ込み、

やがて空にのぼっていく。

その繰り返しが「永遠」を意味する。

という説があります。」



「人生は◯✕クイズではないから

そんなにわかりやすい二択にはなっていない。

最初は正解だと思ったものが

長い時間をかけて

不正解になっていくことだって

もしかしたらあるのかもしれない。

その逆もまた、

正解か不正解かと決めるのは

選択したあとの自分の生き方だ。」

(一部抜粋)



温かい読後感♡

雨の日がちょっぴり好きになったかも照れ