『アルプス席の母』早見和真


あらすじ
夫を亡くし女手一人で育ててきた秋山菜々子は
中学で野球部に所属していた航太郞と
神奈川で暮らしていた。
大阪の高校に進学するのを機に
ともに大阪に移り住む。
慣れない土地での生活、厳しい父母会、
監督との確執、
息子の体調の変化や怪我…
様々な試練に直面しながらも
母として息子を支え、見守る。



冒頭から子を思う母の気持ちが
ヒシヒシと伝わってきて
早くも目頭が熱くなった😢

球児にとって甲子園は夢の舞台。
皆目指して毎日毎日厳しい練習に耐え
頑張ってる。
そんな息子たちを支える母たち。
想像のはるか上をいくだろう。
辛さ、寂しさ、悔しさ、嬉しさ…
感情総動員!
母たちもまた闘っている!


『甲子園』を目指し
母菜々子は
「人が生きるということは
物語とは違うのだ。
人生が閉じるわけじゃない以上
いまこの瞬間が終わりじゃない。
そんなことを何度も感じた夏だった。」
(一部抜粋)



次女はバトントワリングをしてたから
野球部の応援に行ってた。
毎年夏は真っ黒けだったな~爆笑
残念ながら娘のいた3年間で
甲子園には行けなかったけど…

球児たちはもちろん
それを支えるたくさんの人たちの思いが
『甲子園』という1つの目標に向かって
みな全身全霊闘っている。
何度も涙腺が緩み胸が熱くなった!

思春期の男子との親子関係の距離感も
なかなか絶妙で良かった爆笑
ラストは声をあげて笑っちゃった笑い泣き


ちょうど今年の甲子園大会ももうすぐ…
今年は見方がちょっと違うかもおねがい
泣いちゃうかもしれん。
いや、きっと泣くわ笑い泣き