『マカン・マラン』古内一絵

あらすじ
元エリートサラリーマンにして、
今はド派手なドラッグクイーンのシャール。
そんな彼女が、夜だけ開店するお店がある。
そこで提供される料理には
優しさが溶け込んでいて…
深夜にしか営業しない不思議なお店。
ここには様々な悩みを持つ人たちが集まってくる。
美味しい料理と優しい言葉で
そんな人たちの心の糧となる。

「マカン・マラン」とは
インドネシア語で「夜食」という意味。



「最初からなにもかもそろってる人生なんて
面白くないじゃない。
あたしはどう足掻いたって
本当の女性にはなれないけど
だからって、
自分の人生を降りたいとは思わないわ」

「苦しかったり、辛かったりするのは
あなたがちゃんと自分の心と頭で考えて
前へ進もうとしている証拠よ」
(抜粋)


ドラッグクイーンの夜中のカフェ
これだけでミステリアスで
踏み込んではいけないような…
でも、実態は
誰もが心も胃袋も癒されるカフェ✨
こんなカフェがあったら
通いそう爆笑

落ち込んだときに
シャールに悩みを聞いてもらったり
怒りがおさまらなかったら
とことん一緒に怒ってくれたり…
美味しい料理を食べる内に
悩みも怒りも、なんてことないな~~
って照れ


通い続けるお客さんたちも面白くて
ホロッと胸をくすぐられる
温かい小説でしたおねがい