『カフネ』阿部暁子

あらすじ
法務局に勤める野宮薫子は、
溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。
弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。
弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。
食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。
せつなも薫子も愛おしい。
そして、2人を取り巻く人たちも…
せつなは
ぶっきらぼうで口も態度も悪い。
薫子も弱みを見せられず真面目。
けど、ほんとはわかりあいたくて
地団駄を踏んでるような…
せつなと薫子のやりとりが大好きだった。
不器用な二人。
喧嘩のような言い合いには
っとにもう〰️〰️と┐(´д`)┌ヤレヤレ
呆れながらも可笑しかった。
少しずつ少しずつ歩み寄っていく過程は
クスッと笑えて微笑ましかった
「おいしい」ことが
どれだけ生きていく力になるか。
人は時に煩わしい存在でもあるけれど
やっぱり人に癒され助けられ生きる力になる。
「人間はこんな打ちのめされている時でさえ
おいしいと感じてしまうのだ。
そして、おいしいと感じた途端、
身体中の細胞が息を吹き返していく」
(本文より抜粋)
…誰かを想い
誰かを心配して誰かのために動く。
「カフネ」とは
カフネ(CAFUNE)はポルトガル語で、
「愛する人の髪にそっと指をとおすしぐさ」
乾ききった心に柔らかい風が通り
澄んだ水がゆっくり流れるような…
タイトルどおり優しくて温かい小説でした![]()
面白くて一気に読みました!
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