キネマの神様』原田マハ



出雲への旅のお供に持っていった本
車窓からの景色に見惚れて最後まで読めず。。
が…最後まで読めなくて良かった〰️〰️
後半涙腺ゆるゆる🥺
危うく電車の中で泣くとこだった爆笑

借金をしてまでのめり込んだギャンブルと
映画をこよなく愛した歩の父。
病に倒れた父の代わりに管理人を務め過去の管理日誌に日々書き込んでいた映画の感想を見る。
そこには、なさけない姿の中にも、誰よりも映画を愛し、映画に情熱を注ぎ敬意を持って感想を書いている父の姿があった。

歩の父に対する嫌悪感が少しずつ薄れて
父もまた娘に対し申し訳なさと娘への愛情がひしひしと伝わってきた。
映画を通し人と人との繋がりが心を癒し癒され
大きな輪となっていくストーリーは読みごたえが充分過ぎるほど!
心鷲掴みされたおねがい

特に冒頭から名作映画のタイトルが次々出てきて
それも懐かしさと供にワクワクさせてくれたラブ

ニューシネマパラダイス、フィールドオブドリームス、ローマの休日、硫黄島からの手紙、ゴーストニューヨークの灯、フォレスト・ガンプ、ターミナル、ビッグフィッシュ、三丁目の夕日、天国から来たチャンピオン…などなどなど。

特にゴーストはDVDも持っていて
ストーリー、キャスト、映像、
音楽全て大好きで、何度も観ている照れ

映画館で観る映画はやっぱりいい!
ゆったりとした座席に座り
大きなスクリーンと躍動感溢れる音や音楽…
スクリーンの中にどっぷり浸かり
日常から離れ映画の旅に連れていってくれる照れ

まさしく…


\映画館にはキネマの神様がいる/