今日の記事、長いです。
ぜひ時間のあるときにお読み下さい。
↓↓↓
結論から言うと、たぁ坊は本当に園を楽しんでいるのが伝わった
どの先生にも、まんべんなく抱き付いて行って、抱っこやダイナミックな遊びを要求したり。
朝の会も、興奮し過ぎて椅子に座ってはいるんだけど、拍手しながら気持ちはジャンプしてて尻が浮き、そのうち椅子から発射されるんじゃないか。と思うくらいの興奮度。
巧技台も苦手ながら頑張って挑戦していたし、
給食もおかわりをもらってよく食べていた。
オムツ替えも、母子通園していた半年前は泣いて嫌がっていたのが、今じゃスムーズに先生に替えてもらっている。
午後から昼寝をしないたぁ坊は、あれほど苦手だったホールに率先して先生の手を引いて先頭を歩いていく。
とてもとても成長を感じた
何より、全員の先生が好きすぎて、じっとしていられない
笑
落ち着きがないっちゃないけど、とにかく全員の先生に順番に笑いながら掛け寄り、遊んでアピール。
自閉症もひとりひとりタイプがあると思うが、1人で黙々と集中して何かを並べたり遊んだり、というタイプではないらしい。
ここでの先生達と触れ合って遊ぶのが大好きらしい
前までは家以外ではあまり喃語を出さなかったたぁ坊だけど、昨日半日一緒にいて、ずっと
『はぁっぷんっ!でぃ、でぃ、、』って何かたぁ坊語を言ってたから、リラックスしてるんだと思う。
クッキー作りでは、エプロンを着させられたら、一体何が始まるんだ?と不安になり、たぁ坊だけ大泣きで抱っこ
やはりイレギュラーなことはまだ受け入れがたいらしい。
でも、以前ならその場から離れなければ泣き止まなかったのが、抱っこされたままその場の様子をチラ見してやがては泣き止めるようになったんだから、そこは成長してきていると思う。
それを除いては、ひたすらずっと楽しそうに動いていて、まぁ半日あれだけ動いていたら、そりゃ夜も19時にはすこーんと寝るよね。と思う。
体全体で楽しい
を体現しているたぁ坊。
笑うのも泣くのも常に全力です
とまぁ、全体的に見て半年前より随分と成長していることが分かって本当に安心しました



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と、ここまではたぁ坊のことでいいとして。
昨日、子供が教室内で怪我をする事故が起きました。
『レントゲンを撮った結果、大丈夫だったので様子見と言われた』とその子のママから聞いたから、怪我とは言わないのかもしれないが。
ブログに書いていいべきなのか悩んだけど、実際に起こったことだから書きます。
園では、おもちゃが入っている倉庫があり、鍵付きのドアでいつも閉められています。
子供達は、自分が遊びたいおもちゃがあると、先生に取って下さい!と言える子は言葉で伝え、たぁ坊みたいに言えない子はクレーンで要求を出しています。(→同時に、マカトンサインもやるように教えられてます。)
その倉庫の中には先生しか入れません。
子供はドアの前で待っています。
先生が一度ドアを閉めて鍵をかけ、その子が好きなおもちゃを取って出てきて、子供に渡す。
それがルールです。
昨日はそのドアの付け根?ドアノブがついてない側の隙間に手を入れてしまった子がいて、なんと先生気付かず、普通にドアを閉めてしまい
ました。しかも、完全に。鍵までしっかりと。
私はその時、背を向けて座っていて、たぁ坊に本を読んでいました。
挟まれた子は普段殆ど声を出さない静かな子なんだけど、その子がものすごい声で泣き出して、他の先生が気付きました。←私も先生が『やだっ、ちょっと!!』と声を出したところで振り返り気づきました。
手を抜こうにも、がっちり挟まれてて、しかも中に入っておもちゃを取ってた先生は外側でそんなことになっていると知らず、また普通にドアを開けようとするから、子供がギャーっと叫んで痛がり、抜こうとしていた先生や周りの先生が大声で、『待って待って!◯◯先生!子供の手を挟んでるからっ!』と一時騒然。。
なんとか、なんとか手を引き抜いたら、もう手の甲に一直線に線が引かれていて、すごいへこんでしまった。
周りの大人も焦るほどに手の甲がくぼんでしまって、それを見た母ちゃんも少し気分が悪くなってしまいました。。
手の甲ってあんなに凹むの?って思うくらい凹んでしまっていたのです。。
手を引き抜いた先生が急いで水で冷やしましたが、勿論その子は泣き叫び、これはまずいということで、その時、部屋にいなかった男の先生へ報告。
手の様子を見て、すぐに園長にも報告し、診察を受けた方がいいと判断。
保護者の方へ連絡をして、そのまま男の先生が付き添って病院へ行ったようでした。
普段ほとんど声を出さない男の子が、あんなにも大きい声で泣き続け、玄関で泣いているのが教室にまで聞こえてきました。
母ちゃんはまだ泣き声が耳に残っています。。
たぁ坊と一緒で、言葉で痛いと言えず、泣くしか出来ない子だから、その泣き声が胸に突き刺さって、その後ずっと心配してました。。
母ちゃんは、半年以上振りに、たまたま昨日の午前、保育参観を希望していたけど、そんな日に限ってこんなことある?と。。
唯一、その場に居合わせた保護者が自分一人だったので、お節介かな?と思ったりもしましたが、怪我の様子も心配だったし、夜になってその男の子のママに自分が見て知っている情報は全て伝えました。
レントゲンで異常はなかったので様子見だと聞き、ようやく安心出来ましたが、これから内出血が酷くなるんじゃないかなぁ。。
その騒動から一時間半後くらいに、役場の方が、現場とその時の状況を園長と挟んでしまった先生本人から聞き取りをしていました。
今話題の角界のように?隠蔽体質ではなく、すぐに報告していたので、その点では安心しましたが。
やっぱりね、先生も忙しくて一つ一つの動作の確認が不足しているのかもしれない。
←預けてる身で偉そうに!と思われるかもしれないが。
まさか、ドアの死角に立ってるわけない“だろう”。
まさか、手をそこにいれてるわけない“だろう”。
っていう、大人の勝手な思い込み。
これ、一番怖いです。
ましてや、命預かってる職種は特に。
何かあってからでは遅いです。
よくマンションからも窓を開けて転落、とかニュースで聞きますけど。
あれも同じですよね。まさか鍵を開けない“だろう”って勝手な思い込み。
でも子供って基本、何にでも興味を持って物事見てますから、大人が思ってる以上のこと、余裕でしてきますよね。
今回はたまたま大丈夫だったけど、あれが指一本だけとかだったら骨折してたと思います。
もしかしたら切断かもしれないよ?
だけど、先生方も毎日保育していると、今までこんなこと無かったんだから今日も大丈夫。っていう余裕が昨日みたいなことに繋がったんじゃないかな。
今週はベテラン先生はじめ、職員二人がインフルエンザでお休みしていたので、バタバタしていたのは確かです。。
子供の数が去年の倍になり、人手不足かな、と感じる場面も多いです。
かと言って、職員の人数が多かったら今回のことは防げたのか?というとそれは少し違うかな、とも思うし。
大人の人数が増えれば増えただけ“誰かが見てるだろう”精神が働きますよね。
だから、やっぱりそこは、ドアを閉める時にその先生がきちんと注意を払ってくれるべきなんだと思います。
なんてね。なんやかんや、偉そうに言ってる自分だって、たぁ坊に火傷をさせてしまったこともあります。
まさか届かないだろう、触らないだろう。っていう思い込みでね。
なので、久しぶりに希望した保育参観で偶然にもこんな出来事があり、自分自身もまた改めて、育児に対してはどんな時も気を抜いちゃいけないな、と身の引き締まる想いになった1日でした。