今回は母ちゃんが胸の内で思っているコトのお話。。

自分は今まで、結構お気楽で典型的な?O型の性格だと思って生きてきましたウシシ
なんとかなるさ、の精神でそこまで物事を深く引きずって悩むこともなかった29年間。

しかし。29歳でたぁ坊を出産し、我が子が重度の知的障がいと判定されてからというもの、考えても仕方のないことを考えてネガティブになる事が多くなりました。
子育てに関しては、ポジティブに考えられず、『私ってこんな性格だったんだアセアセ』と自分でも新たな自分を発見したような気持ちです。

それは、自分が原因で息子が知的障がいを持ってしまったのではないか、ということ。
よくテーマとして取り上げられることも多い、発達障害、自閉  =  遺伝? みたいなことを考えてしまうのです。
たぁ坊は第一子で、私達夫婦やその親近者にもそのような特性を持つ人はいません。

でも、10ヶ月お腹の中で育てていたのは紛れもなくこの私。子作りを意識し出した頃にきちんと葉酸サプリを飲まなかったから?とか偏頭痛持ちで、妊娠が分かる直前にも市販薬を飲んでしまったから?とか、もーほっんとに下らない、それ絶対違うでしょ、なんて事を思い出しては原因が何だったのか、と心の奥底で考えてしまうのです。

それを考えたところで、たぁ坊に何か変化があるの?原因が分かったところで、明日からたぁ坊が急に喋りだすの?って自分で自分にツッコミを入れたくなるんですが笑い泣き

私達夫婦は、普通に、本当にごくフッツーに生きてきました。
別に初めての場所に抵抗もないし、そもそもそんなに物事に敏感じゃない笑い泣き強いこだわりとかも全然ない。
親にも友達にも何か言われたこともないし。(友達は面と向かって本人には言わないか汗)
お互いに、ここがちょっと感覚違うなぁ、なんて思ったこともないし。

だからこそ、何で、たぁ坊は自閉症なんだろう?何で知的障害を持って生まれたんだろう?一体、妊娠中の何がいけなかったんだろう?なんなら、受精した瞬間にもうこの子はこうなるって決まってたのかな?とか、本当に答えの出ない事をぐるぐる考えてしまいますえーん

自分が想像していたものとは違う子育てを現在しているので、昔からの友人達と会っても、何だか良くない感情が自分の中で生まれてしまいますえーん
友達の子供は健常なのに、、何で私はそっち側じゃないんだろう。とかね。別に障がいのあるたぁ坊が嫌だ、とかそうじゃないんです。
単に妬み嫉み僻みってやつです、これは。

なので、最近はお誘いにもあまり積極的に参加したくないのが本音です。自分の性格のひねくれた部分が露呈するから。
友達は、私を心配して気分転換になれば、と誘ってくれる優しい人達なんだけどね。素直に受け取れない自分がいけないんですえーん

父ちゃんは父ちゃんで、原因は自分なのか?とずっと考えていたようで、この前初めてそんな事を思っているって知りました汗
別にどっちが悪いなんてことはないのにね。
でも、お互いに相手のせいではなく、自分のせいだと思っているところが似た者夫婦というか、、何だかそんな父ちゃんに安心しました。(お互いのせいにしてたらそもそも夫婦破綻してるけどさ。)

父ちゃん普段は冗談坊で、それこそ典型的なO型なんですけどね~。でも父ちゃんの、この性格にこそ私はとても助けられてます。別にノロケとかじゃなく。本当にそうだから。
だって二人がネガティブだったら、お先真っ暗ですよねチーン

たぁ坊の成長が色々遅れていて、私が落ち込んでいる時に、父ちゃんは『たぁ坊には減点方式じゃなく、加点方式で見てあげようよ!』と言いました。
私には当時その発想が無かったです。いつも“あれが出来ない、これが出来ない”といった目線でしか、たぁ坊を見ていませんでした。
父ちゃんの言葉を聞いてからは、たぁ坊が何か出来るようになったら、今まで以上に誉めてあげられる自分になっていました。
考え方一つで、こうも違うんですよね。

上を見ても下を見ても切りがない。我が家にとってはこの状況が現実で、それは変わらないんです。
受け入れて、その中でも楽しいこと、一つでも笑顔になれることを見付けていきながら、日々頑張って子育てしなくっちゃねほっこり