先日は秋の発表会で、生徒の皆さんは個人演技の発表を行いました。
リボンの個人演技。年長さんから2年生の演技と3年生の演技では、曲と難度を変えて発表しました。
リボンをいかに身体の遠くで扱い、美しく演じられるかが勝負になってきますね。リボンの先端の部分をぐんと素早く床から持ち上げて、生き生きとリボンを動かすには、腕の力だけで行う事は難しく、膝の屈伸と伸脚のタイミングと合わせて、背中、そして腕全体を使って…、つまり全身を使ってリボンの先を床から持ち上げます。もちろん、指先のコントロールも大切で、意外に手の甲側もしっかり使います。とにかく大きく大きくリボンを動かせると、演技が映え、素敵です。
発表会では皆、見事に作品を演じきりました。
発表会の後、今はロープの作品練習に入りました。個人演技の練習です。ロープ、フープ、ボール、クラブ、リボン…どの手具においても、まずは肘をしっかりと伸ばし、よい姿勢で、身体の遠くで扱う事が美しさの第一条件になりますが、ロープの色々な回しや、次の技に移る前のロープさばきには、より細かな手首と指先のコントロールが必要となり、小さなみんなには少し大変ですが、回数を重ねて練習をするうちに上手にできるようになってきましたね。ロープは全体がぐにゃぐにゃなのに、一瞬で固くて長い棒の様に見せて回したり、瞬時に短く持ったり、一本の長さで演じたり、とても楽しくもあり、巧みなコントロール力が必要ですね。5、6年生のお姉さんになってくると、さばきも器用に、ロープの特性であるジャンプをふんだんに盛り込んだより複雑な演技ができるようになります。
難しくもあり、とっても楽しいロープ。
演技を素敵に演じきれるよう、頑張りましょう!

はばたけ夢
ドリーム新体操クラブ