家の近くに池があって、子どもの頃、寒い日は氷が張るのが楽しみだったな
そこに石を投げて、割って遊ぶのです
夏は大きなウシガエルが、グワーグワーって鳴くの
姿を見たくてそーっと近づいて覗いてみるんだけど・・・
必ずカエルの方が先に気がついて、グエッ!といって水に飛び込む
池の周りにはこの土地らしい照葉木の大きな木が
ぐちゃぐちゃ生えていて、水辺の枝にコサギやカワセミなんかも
とまっていたりするのそれを観察するのも好きだった
・・・・・その池が、道路拡張と、信号機設置のため潰されることになったのです。
今日、工事の人たちが帰った後通りかかったら
池の中には土がたくさん入れられて、ショベルカーが入ってたよ。
まわりの大な木(樹齢100年は軽く超えてるのでは?)は、
切り倒されたり、ショベルでかき壊されたりしていて
木の、傷を負ったときの香りが辺りにたちこめてたよ。
ああ、こんな大きな木。きっとこの土地にぴったりの木。
もう元には戻れないのにね。
カエルももう住めない。鳥たちも、来たら池なくってショックだろな。
わたしもさみしいよぅ