さて、ご無沙汰を重ねております内にも、
ロシアの独裁者が武力によって他国に侵攻し、
安倍元総理がテロリストの銃弾に倒れ、
連合王国のエリザベス女王が天に召され、
私たちの住む世界の足元はこんなにも不安定なのかと心が寒くなる隙をついて
我が家でもとうとう
息子が通所施設から新型コロナウィルスを持ち込んできたのでありました。
どんなに家庭で感染対策に気を使っていても
他者に家族の命を預ける時間というのはどうしても出てくるものです。
…してみると、どこぞのやんごとなきご一家の
頑固なまでの引き籠り生活というのも分からなくもない...
訳はありません❕
幸い、家族全員3~4回のワクチン接種を受けていた為、
症状は然程重くならずに
都の定める感染者、濃厚接触者の指定療養期間を終えることができました。
寧ろ、悶々としたのは地域の保健センターの不手際の数々。
正に「電話口に出た人間」によって対応が雲泥の差となって出てくること。
結局、我が家には感染者に届くはずのショートメールは届かず仕舞い。
其処に記載されているはずの「感染者を追跡するIDナンバー」は
かかりつけ医療機関の看護士さんから伝え聞くという顛末。
はぁ~...
気分を変えましょう。
ホームセンターで2cmほどの球体を見つけたのが
…何年前でしたかしら?
「サボテン」とだけ書かれたプレートが差し込まれ
インテリア扱いのミニサボテンばかり置くのがホームセンターだと思っていたところ
珍しくしっかりと名前が記されたものが並んでいたので
つらつらと眺めていましたら、見つけたのがこのサボテンでした。
エスコバリア属ギガンテア( 高さ6cm、径3.5cm )
ここまでの大きさになって、今年初めて花を咲かせました。
愛らしく、淡い淡いピンク色の花が
頭頂部に沢山、一斉に。
ギガンティア、またはギガンテアと名の付いたサボテンは
他の属にもちらほら見かけます。
ギガというのは巨大という意味合いを持つものと思っていたのですが
そればかりではなさそうです。
花びらには、中央に色の濃い線は入っていないように見えます。
光沢もあまり見られない柔らかい色。
そのような花の色や刺の色具合を見ると
ツベルクロサの系統かな?
…などと思ってみたり。
まだまだ小さな子なので
これからどのように育って行くのか楽しみです。
こちら、例の如く日差しの少ない我が家の環境に暫く置かれた後
現在の環境に変わって数年…
御多分に漏れず、見事なだるまさんになっております。