今日は「遺伝子組み換え」について

人間は交配という「遺伝子組み換え技術」を使い作物を

品種改良してきました。

 

 

スーパーに売っている果物、野菜で「自然のもの」は

皆無です。すべて品種改良されたものと言っても

過言ではありません。

 

 

僕は農学士です。

農薬学、植物学、遺伝子学、食品科学

気象学、水理学などあらゆる分野の「自然科学」を学びました。

なので昨今の科学情報には「間違った情報」が散見せられ、

まさに疑似科学が大衆を騙している状況があります。

みるに見かねない状況は見過ごせないところまで来ています。

 

 

そこで、疑似科学に警鐘を鳴らすべく、投稿します。

意見の食い違いはあるかもしれませんが、

一つの情報として受け取ってもらえたら幸いです。

 

まずは「遺伝子組み換え技術」について

明治大学科学コミュニケーション研究所から引用します。

 

以下も同様ですので、原論文に当たりたい方はこちらをご覧ください。

https://gijika.com/rate/sh_genetically_modified_crops.html

明治大学は僕の卒業校でもあります。

 

総評 疑似科学

 

遺伝子組換え作物が従来の品種改良作物に比較して「危険である」「有害である」と示す十分な科学的根拠はない。これまでの科学的知見は遺伝子組換え作物に肯定的な結果をもたらしており、反対論を支持する積極的な根拠はもはや見出せない。組換え技術が運用されて40年以上経ち、社会的にもこの20年問題なく使用されている現状をかんがみると、この論争における科学的な決着が見えているといえる。

ではなぜ、遺伝子組換え作物に関する対立は収束しないのだろうか。

大きな問題は、マスメディアによる両論併記の弊害である。

組換え作物に関する記事(ニュース)を書く場合、否定的な意見も併記する慣習が報道機関にはあるようで、

これによって大半の研究者が「遺伝子組換え作物は安全である」と考えているのに、

まるで両者の意見が拮抗しているかのように読者に伝わってしまうのである。

そうした結果として、「専門家ですら意見が分かれているから、安全かどうかまだわからない」といった一般市民の意見が構築されている可能性が指摘できるだろう。

また、人間の思考バイアスを考慮したコミュニケーションの方向性も提案できる。

かつて日本では、遺伝子組換え作物を「全く新しい未知の作物」として売り出した傾向があったようだが、これが現在の失敗の根本であるとも思われるのである。

往々にして「未知」なものは「不安」であり、それが「危険」に変換されるのも容易なのである。

ちなみに、遺伝子組換え作物の栽培は急速に世界中に広がっており、1996年には170万haであった栽培面積が2014年には1億8000万haとなっている。

国別にみると米国、ブラジル、アルゼンチンの順に多く、大豆、トウモロコシ、綿実、なたねが主要4品目となっており、これら4品目の世界総栽培面積における割合は、大豆77%、綿実49%、とうもろこし29%、なたね21%である1。これほどまでに広がっている遺伝子組換え作物について、今一度よく理解し、冷静な議論が行われる必要がある。