こんにちは、mikkaです。



インドネシアでは

昨日は犠牲祭で祝日でした。



※今日は閲覧注意です!



この日はムスリムの人たちが

食べ物に感謝をし

牛や山羊を持ち寄り



肉は綺麗に捌いて

主に貧しい人や近所の人に

分配するようです。



昨日はこのイベントに

立ち会ってきました。




再度…


※ショッキングな画像に注意です

加工してありますが

苦手な方はそっとページをお閉じください。



賛否両論あるかと思いますが

実際普段自分たちが食べている肉が

どうやって買える状態までなるのか


知ることは大切だと思い

日本ではなかなか見られないものを

敢えて見に行きました。



私は今年が2回目ですひらめき




これから切られる

牛さんとヤギさんたち。






今年は大きい牛さんが

多かったように思います牛



前見に行った時は

牛が1頭脱走してしまって

結構怖い思いをしました魂が抜ける


牛も怖かったんでしょうね。。




今年はそんな大きなハプニングはなく。



大きな牛さんを荷台にくくりつけ

ゆっくり倒していきます。


みんなわりと楽しそうです。






暴れる牛さんの頭を撫でたりしていました。


小さな子供達も目の前で見ています。






感謝の気持ちを込めて

みんなで歌いますカラオケ




予め穴を掘っておき

最初にその穴の上で喉を切り

血を抜きます。



血が抜けて行く間もまだ

しばらく生きていて

苦しそうにしていました。



おじさんが

苦しそうに開いた牛さんの大きな目を

そっと閉じてあげていましたが

また目を開けてしまっていました悲しい





血が抜けるのを待つ間

捌く担当?のおじさんとの

こんなやりとりも。


「早くもってこい!」

「まだ死んでないんだよ」



そう、切られてからも

なかなか死なないのが可哀想なところ

なんだけれども



日本では、牛は

銃で失神させてから喉を切る、

と言う方法で

屠殺が行われているそうですが


それでも意識が戻り苦しむ場合が

あるそうです。



どちらにしても

生きた状態で血を抜くのは

血が固まって肉に残るのを

防ぐためだそうです。



私たちが美味しいお肉を食べられるのは

こういった状況が

見えないところで必ずあって

また、こういった仕事をしてくれる人が

いる上で成り立っているということ。




息絶えた牛さんは

捌くテントに運ばれて

綺麗に皮を剥ぎ、内臓を取り

丁寧に捌かれていきます。






インドネシアでは

牛の脳みそまで食べますあんぐり気づき


やや高級食材のようですが

以前に一度、仕事仲間に

食べさせてもらったことがあります。


スタミナがつく、と言われました!(笑)



すごく美味しい!

っていうものではなかったのですが

人々の食べ物を大切にする精神を

知ることができましたにっこり


Nasi Padang のお店で

食べられるところがあります指差し




捌かれた肉は

来た人に配られたり売られたり

するそうです。




こちらはヤギさん。


牛より少人数で

短時間で済みます。





傍から見たら

外国人が面白半分で見に来たと

思われかねないですが



誰も嫌な顔ひとつせず


優しいマダムが

「もっと近くで見な」

と言ってくれましたにっこり



「日本ではこんなの見られないから

勉強のために見に来た」

と旦那が言うと


「ぜひ見て行って」

「ヤギを抑えてみるか?」

と言ってくれる。


さすがに断っていましたが(笑)



私に訊いてこなかったのは

女性は直接動物に触って

作業しないからなのか?

と、今ふと思いました。



全て男性が行っていました。




ヤギさんも血を抜いてから

運ばれて捌かれていきます。





インドネシアでは

小さい頃からこういう光景を見て

育ちます。



私自身は高校生の時に

家庭科の授業で

豚の屠殺のビデオを一度見たぐらいでした。



可哀想と思う人も多いと思いますが

それでも肉は食べ続けるわけだし



それなら実際に

見て、何か感じることで

より動物の命とそれに関わる人々に感謝をし

これからも美味しくお肉をいただこう、

ということで


今年も参加して良かったですにっこり



この日は動物の命に感謝しつつ

早速焼肉を食べに行きました(笑)



日本ではこんな食育は難しいけど

せめて食品廃棄が減れば良いなと

思いますね。



最後まで読んでいただいた方

本当にありがとうございました。