ボリビア、ワイナポトシ山。
標高6088mの頂へ。


最後のキャンプ地から夜中1時に頂上へアタック開始。

満点の星空の中。
アイゼン、ピッケル、そして命綱をつけていざ、ワイナポトシ山頂へ。

音のない、冷たい空気の中。
流れ星が無数に流れる、星に埋め尽くされた空の下。


黙々と・・・・山頂へ向けて歩く。



うっかり・・・忘れていたことがありました。
自分が高所恐怖症だということ。

切り立った氷河のガケをクライミングする。
頂上付近、落ちたら何百メートルをも簡単に落下できる。

あまりの恐怖でポロポロ涙がこぼれる。

それでも!!!!


周りに私より高いものはない。


狭い、山形に斜めっている山頂で見る世界。
恐怖と共に見る世界。


踏み入れて良かったのでしょうか。
だからこそ、死の恐怖のリスクを負うのでしょうか。




『こんな恐怖はもう味わいたくない。』


それでも、私はまた、この領域に足を踏み入れてしまうのでしょうか。



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