晴曇雨雷霰なゴールデンウィークの北八ヶ岳 パート2
日程
2012年5月3日(木)-5月5日(土)
山行ルート
渋の湯-黒百合平-天狗岳-夏沢峠-本沢温泉-みどり池-稲子湯
コースタイム(休憩含)
14:15
徒歩時間
10:45
全行程所要時間
60:05
イビキの大音量に負けずに、スコッチをストレートで飲みながら小説読んでいたらいつしか眠くなり。ぐっすり。
そして早朝目を覚ますと、テントをたたく中々強めな雨音・・・orz
ううむ。と悩むまもなく二度寝(笑
小雨になったころ朝食のどん兵衛リフィル版を食べながらこの後のプランを思案。
そうこうしている内に雨も止んだのでテントを撤収して出発。
直前までの雨により、中山峠からの下りのトレースは更に曖昧になって、さらに雪もグズグスになっていそうなのでパス。
結局、ルートは「天狗岳→夏沢峠→本沢温泉→みどり池→稲子湯」に。
テント場は時間によって臨機応変にということに(オーレン小屋か本沢温泉かしらびそ小屋か)
そうと決まったら天狗岳目指して進むのみ!
アイゼンが効きにくい雪なので、一歩一歩気を使いながら息も絶え絶え。やっぱりテント泊装備で登るのはきついっすわ(;´Д`)
頂上に近づくにつれて雪は無くアイゼンも必要なし。アイゼン外すと足かるーい。
コースタイム1:40のところをたっぷり2時間かけて何とか山頂に到着。
残念ながら真っ白けっけで何も見えず。
長居は無用なのでさくさくと進みます。
天狗岳と根石岳の間は大好きな場所のひとつ。何ともいえない広々とした空間が気持ちいい。
時折雲が流れて視界が開けると、どうやら麓のほうは天気がよさそう。
みどり池としらびそ小屋も良く見える。
根石岳を登っていると遠くで雷の音が・・・
根石岳山荘までもってくれれば逃げ込めると思いつつ、急ぎたくても前に進まない足・・・
雷はその後聞こえなくなりましたが、根石岳山荘前から雨が降り出し、そして霰まで降ってきました。晴れたり曇ったり雨がふったり雷が鳴ったり霰がふったりと山の天気は本当にコロコロ変わりますね。
箕冠山を越えたら夏沢峠まではもう少し。硫黄岳も見えてきました。
夏沢峠に着くと太陽とカモシカがお出迎え(∩´∀`)∩
日が出ると本当にポカポカ。ここで昼食に。
この時点で14:00近くであればオーレン小屋でテント泊するつもりでしたが、まだまだ時間もあるのでとりあえず本沢温泉までは行けそう。
本沢温泉へ下るルートは沢山歩かれているので安心。
本沢温泉まで残り5分のところで激しい雷音ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
しらびそ小屋まで行けない事も無いけど、時間も14時を過ぎていたので今日はここまで。
何とか降りだす前にテントを設営完了。
本沢温泉キャンプ場はそこそこの賑わい。テントは全部で10張以上ありました。
トイレまでちょっと遠いのが難点ですが、それ以外は快適な森の中のテント場でした。
翌朝目が覚めると快晴!
やっと晴れてくれたぁ~。今日登る人は最高の眺めだろうなと、ちょっと嫉妬しつつ出発。
みどり池までのルートは多少雪が残っていましたがアイゼンは必要が無い程度でした。
天気もよく快適。雪解け水と苔の森はいつ歩いても気持ちがいい。
みどり池に着くと見事な天狗岳。
みどり池と森と天狗岳に青空が加わって最高の眺めです。
みどり池からの下りは一部凍結していたので、念のためアイゼンをつけましたが、アイゼンをつけているのは私たちだけでした(^^;)
こまどり沢からの下りは、いつものトロッコ道は昨年の台風の影響で一部通行できないため、こまどり沢を挟んだ反対側のルートへ。
車両も走れるようなルートなので歩きやすいです。ちなみに一昨年このルートを歩いたときは雪道でした。
今年は全体的に雪が本当に少ないですね。ちょっと寂しい。
屏風橋の少し下で林道に合流します。
みどり池入口まであと少しのところにある水溜りでは蛙が大合唱。おたまじゃくしも沢山。
毎年この水溜りは何となく気になってのぞいているのですが、蛙を見たのは初めてかもです。やっぱり今年は春が早いのかもしれませんね。
毎年同じ時期に同じ場所を歩いていると、その年ごとの変化が感じられて、こんな楽しみ方もあるんだなと。
みどり池入口の駐車場は今年は満車。とめきれずに車道にも何台か止めてありました。
〆はいつもどおり稲子湯。
ちょっと熱めの硫黄泉が疲れた体には、ほんっとに気持ちがよかった。
毎年恒例となりつつあるGWの北八ヶ岳。
雨あり雷あり霰ありルート変更ありでしたが、やっぱり山はいいですね。
さて夏の縦走を夢見つつ次はどこの山へ行こうかな。
■今回の山行ルート■
2012年5月3日(木)
準備
休憩
テント設営
休憩
宿泊
2012年5月4日(金)
休憩
休憩
宿泊
2012年5月5日(土)
休憩
休憩
休憩
休憩
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