晩夏の北八ヶ岳 麦草峠から稲子湯へ パート3
日程
2010年9月3日(金)-9月6日(月)
山行ルート
麦草峠BS-黒百合ヒュッテ-しらびそ小屋-稲子湯BS
コースタイム(休憩含)
14:25
徒歩時間
11:25
全行程所要時間
52:19
闇夜を切り裂く大イビキにも負けず、ぐっすり睡眠。
疲れていたから問題なし。でも次は念のため耳栓もってくるかな(^^;
朝4時過ぎには外が騒がしくなってました。
周りの皆さんは日の出を見に中山峠へ出かけていきました。
一方僕らはノンビリとまずは朝ごはん。
出発前に買ったフランスパンをナイフで切ってクッカーの中に入れて軽く焼いて食べました。
なかなか美味しい。で、ここでも失敗一つ。
持ってきていたスライスチーズがスッカリ溶けてしまってました。。。この時期は厳しいっすね。
そんな感じでノンビリと朝食を食べて出発。
テントの外側は結露してビッショリでした。頑張ってふき取りましたが、重量2割増ぐらい。。。
木漏れ日の中を中山峠経由でいざ天狗岳へ(`・ω・´)
中山峠からは東側がきれいに雲海が見渡せて気持ちがいい。
空気も澄んでいてすがすがしい。最高の朝。
やっぱり山の朝は本当に気持ちがいい。
少し登って西側に目を移すと北アルプスの山並がくっきりと浮かび上がっていました。
表銀座ルートから槍ヶ岳、そして穂高連峰までつならる美しい山たち。
いつかあそこにも行ってみたい。登るのが無理でも近くで見てみたい。
来年の夏休みは燕岳から常念あたりまで歩きたいな~。
そして正面には大きくそびえる東天狗。
でかい。
GWにしらびそ小屋から見上げた天狗岳まであと少し。
振り返ると稲子岳の絶壁。
昨晩読んだ小説の作者は、まだ北八ヶ岳に登山道も無いころにこの壁を登ったと書いてあった。
恐るべし。
天狗岳へのルートは大きな岩たちとの戦い。
これまで歩いた中では一番大変なルート。
急ごうと思っても急げないので後ろから来る人たちに道を譲りながら、慎重に慎重にゆっくりゆっくり。
中腹から振り返ると、さっきまでいた黒百合ヒュッテがはるか下に。
天狗の奥庭もキレイに見渡せて気持ちがいい。残念ながら池は枯れている様子。
黒百合ヒュッテ前の川も干上がっていたので仕方ないですね。
にゅう方面に目を向けると、稲子岳と中山の合間に見えるポッカリとした空間。
何やらとっても良さそうな場所。
雨の後は湿原のようになって、小さな池が点在しているんだろうか。
行ってみたい!あそこでテント泊したいっ!無理だけど・・・。
東側から雲が沸いてきて、少しずつ東側の景色を隠し始めた。
天狗の鼻まであと少し。
お天道様もうちょっとだけ待ってね~。
右手に目をやると穏やかな形をした西天狗岳。
多くの人が東天狗にザックを置いて向かっているようだ。
我々も元気があれば。。。
そしていよいよ東天狗岳の頂上に到着ヽ(´ー`)ノ
頂上からはこれから歩く硫黄だけの稜線が。
あこがれの景色が今目の前に。感動( ;∀;)
山頂にはたくさんの人たちが休んでいて、西天狗岳にもたくさんの人たちが向かっていました。
という訳で、我々は西天狗はパスして夏沢峠を目指すことに。
山頂でのんびりしていたら、少しだけ南八ヶ岳が顔を出してくれました。
さあ、憧れのスカイラインを歩こうっ!
パート4へ続く
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