今年(2018年)の6月にiPadを購入し譜面の電子化を始めて5ヶ月が経過しました。
買ってよかったと心から思ってまして、この感動を分かち合うべく、iPadを導入して良かったことや必要なアプリ・機材をまとめてみました。
そしてSNSを見ていると意外と多い”結局どのiPadを買えばいいの?”という質問にも答えていきたいと思います。
譜面を紙から電子への移行を検討している方の手助けになればと思いきじにしました。
僕自身は普段ドラマーとして活動しているため、どうしてもドラマー目線の記事になってしまっていますが、他の楽器の方にも参考になるような記事にしましたので、 ぜひ読んでみて下さい。
今回の記事では譜面電子化のメリットとデメリットを紹介していきます。
それ以外の記事は以下のリンクより。
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==譜面電子化のメリット==
まず譜面を電子化する一番のメリットは、
「膨大な時間を買える」
これに尽きます。
・新しい譜面の印刷
・過去の譜面の発掘
・その日に持って行く譜面の準備
こういった事務的な時間が圧倒的に減ります。
さらには、職業ミュージシャンとしてとても大事な作業である予習・復習がどこでもできることもすごく便利だと思ってます。
今までの僕だと、家に帰って譜面を印刷してパソコンの前で音源を流しながらでしか出来なかった作業が、出先での空き時間にできるようになりました。
リハーサルやレッスンの隙間の時間を有効活用できるようになったおかげで、大事なリハーサルや本番の前日に早寝ができるように。
ついつい大事なことを後回しにしがちな怠け者な僕にとって、これは本当に大革命でした。
ただ逆に言えば、普段自分のバンドでの演奏がメインで譜面を置いて演奏をする事が圧倒的に少ないような人は、この時間を買えるというメリットが少ないのかなとも思います。
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さて、もう一つのメリット。
これは完全にドラマー目線になるのですが、これのために僕はiPad導入を決心したと言っても過言ではありません。
そのメリットとは、
「楽器を見ながら演奏できる」
ということ。
ドラマーこそiPadを導入すべしという理由がここにあります。
多くのドラマーは譜面台をハイハット側に置いていると思います。
そうなると基本的に、体の向きに対して(右利きドラマーは)首をかなり左側に回しながら演奏することになるわけですが、この状態ってとても体勢が不自然だし、スネアやフロアやバスドラの打面を全く見れていないですよね。
そんな時にこんなアタッチメントを使うと、iPadを↓の画像のようにセッティングできます。
タムとハイハットの間に。
あるいはライドシンバルの下に。
このようにセッティングすると、身体の正面を向きながら演奏できるようになり、これが本当に良い効果を生んでくれました。
ドラムを演奏するうえで体幹はとても大事ですが、身体の正面を向きながら演奏するだけで、安定感が格段に向上してくれたんです。
さらには、身体の正面に譜面を置くと、楽譜に集中していながらスネアやフロアやバスドラを視界の端で捉えることができるんですよね。
楽器を見て演奏することの重要性を本当に実感できます。
バックビードのスネア、タム回しの最後のフロア、バスドラムのビーターの動き、そういった大事な音を感覚や聴覚だけでなく、視覚でもしっかり意識できるようになるので、これまた安定感の向上に繋がるわけなんですよね。
他にも、譜面台の位置や足の向きをセッティングの時に悩まなくてよくなったりと、iPadにすることで演奏上の様々なストレスから解放されました。
電池のことを気にしなければいけなかったり、機械的なトラブルが起きた時の不安は常に尽きませんが、それ以上の快適さを僕は得られました。
ドラマーこそiPadを導入すべし!!
これは全てのドラマーに声を大にして伝えたいです。
次回の記事ではiPadの選び方を紹介します。
それでは。
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