お昼のお仕事終わりに、地上45階にあるホテルのロビーラウンジで遅めのランチをしました。
今日、とある山の上に登ったかたから写真を頂いたのです。紅葉の命燃ゆような朱が美しかった。
そのかたの高いところの景色と少しでもシンクロしたくて、私の思いつくかぎり標高の高い場所にやってきたのでした。
ピアノの生演奏も雰囲気にあっていて、その美しい音と素晴らしい演奏が、乾いた高層階のラウンジの雰囲気を潤わせてくれていました。
なんでもAIに変わる時代がくるといいますが、やはり音楽は人の生演奏にまさるものはないと思うのです。そうであってほしいという個人的な願望も入っていますが。
通されたお席が、大きな大きなクリスマスツリーの横で、ツリーの麓にはたくさんのプレゼント。
そういえば、子供のころ、この風景に、どんなに憧れたことでしょう!
クリスマスの日に、子供たちが、朝目覚めてすぐツリーに集まって、たくさんの贈り物をみてはしゃぎ、靴下のブーツに入ったお菓子や、プレゼントを次々にあけるシーン、そんな風景の絵本や写真を何度も何度も繰り返し観たものです。
今日は自分へのプレゼントに、なんでも、自分の食べたいものを好きなだけあげる、そんなランチにしました。
大きなクリスマスツリーのふもとで、サンタさんからのプレゼントを嬉しそうに開ける。
ちょっとシチュエーションは違うし、自分による自分へのプレゼントだけど、、、でも趣旨は一緒だとして、、まるで昔の私の願いが叶ったような気持ちになりました。
幼い頃の自分に、いつかこんな日がくるよ、と、教えてあげたい
そんな今も過去も満たされた時間でした。