諏内えみ先生のマナーのお教室。
今回はアフタヌーンティーレッスンでした
2人ずつペアになっていて、ハロウィン仕様で可愛かった今回もClass The SUNAIのメンバーの方々とご一緒して、優雅で楽しくあっと言う間のお時間でした。
アフタヌーンティー。
「アフタヌーンティー」は、イギリスの貴族たちの間で、1800年代中頃に始まった習慣だといわれており、ただのティータイムや食事という位置づけではなく、重要な社交の場でした。礼儀作法を学ぶというのもアフタヌーンティーの役割。礼儀として、正装で参加する必要があったのだそうです。
スコーンの正式な食べ方をはじめて知りその理由にビックリしました!!一段目、二段目、三段目と進めるわけですが、二段目に行ったら、一段目には戻れない、という概念も面白かった。
いつも思うのですが、マナーは決して堅苦しいだけのものではなく、その動作や仕草全てには理由があり、そこを辿ると心遣いやおもてなしの儀、はたまた身を守る手段にも行き着きます。
どんなものも行動の先にあるものを想い、知れば、本当はおのずと、形は整うものなのかもしれません、
いやむしろ、その美しき型を知ることが、今の私たちが、昔の気品を覗き見る唯一の手段なのかもしれません。
非日常の時間の特別さを堪能するのにも、美しきマナーを知ることは、臨場感をあげてくれる頼もしい手段でもあります。
空間もドレスコードも贅をつくした美しき料理の数々も、シェフや給仕さんたちのスピード感やリズムも、全ては非日常のもの。
まるで、今までつけていた仮面を脱いで、新しい仮面をかぶり、時がきて日常に戻るまで、この真新しい煌びやかな環境が当たり前かのように、美しき空間で美しき仮面をつけて優雅に過ごすわけです。
自分という器は、日常と非日常の交差点。
どんな世界に生きたいですか?どこを臨界点にしますか?いつも選択しているのです。
日常と非日常、
そのどちらにも執着することなく、
私は、何歳になっても、このスイッチングを自由自在に楽しむ人生でありたいな、と思います。
さて日常に戻って、、、
明日は、(というかもう今日ですね、)レコーディング後に、お仕事のため北海道へ前乗り
久しぶりの飛行機に乗ってきます!