ども
直感コンサルタントの美姫（みき）のりこです。
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吉冨信長さんという方の『雑草の役割』に関する文章に触れた時から私の『雑草』を見る目が変わりました
もっと言うと、雑草が生えている土地の肥え具合とその雑草の種類について目がいくようになった
雑草ってね、よく邪魔にされるじゃないですか
よくない物にされていて、特に農作物を育てる時には雑草は抜かれる
その、悪者にされてる雑草にはちゃんと役割（意志）があって、雑草たちは不毛な痩せた土地を生き返らせようとしてるんだって
そして、その土地の痩せ具合によって根付く雑草（以降は植物と呼びます）の種類が違う
土地が痩せているとそこで生きられる植物も限られていて、1番最初に活躍するのは【イネ科】のコたち
【イネ科】の植物は痩せた土地に根付いて固い土をほぐしてくれるそうです
そこからその土地の状態に合った植物たちが順番にやってきて、どんどんと肥沃な土地にしていってくれるとのこと
なので、雑草の種類を見れば、その土地が豊かかどうかが分かるようになります
背が低くめで柔らかい葉っぱの多い場所は、土も柔らかくてよく肥えてるのかな？という印象
反対にイネ科のツンツンして背の高いガッシリした草が多いところは、きっとまだまだ土が痩せていて
『あー今頑張って耕しているんだなぁ』
と、思わず心の中でイネ科のコたちに静かに『がんばれー』『ありがとー』と声援を送ってしまいます
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人間って、無知で勝手でしょ？
『この場所では野菜を育てたいから肥料をやって土を肥やす』『だから、この場所の雑草は邪魔だから抜く』みないな
とても滑稽（こっけい）でしょ？
そんな無理矢理なことをしなくとも、植物たちは豊かな大地にしようと勝手に生きてるのにねー
ま、植物たちも勝手に思ったように生きてるので、人間もまた勝手に思うように無理矢理に生きてもいいと思っております
けど、無理矢理に生きて（薬品をいっぱい使って）海や河や人間の身体を汚すくらいなら、勝手に生きてる植物の機能に乗っかってそれを上手く使えばよりベターなのにな…と思います
（共存、だね）
人間世界も共存の流れだよね
植物たちも上手く共存してる
その姿に学べばいいよね
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少し長文になりますが、吉冨さんの『雑草の役割』の文章を転載します
読んだご感想など、聞かせてもらえると嬉しいです
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以下、転載------------------------------------------------
吉冨 信長
2015年7月11日
雑草の働き
農家さんの大変な作業の一つに除草作業があります。余計な雑草を除去すると、その田んぼや畑の作物の収量が上がります。だから、一般の農業者にとって雑草はやっかいな存在なのです。
自然生態系が働いている森林の地面を見ると、田んぼ・畑や空き地などで生えているこれらの雑草をほとんど目にしません。これらの違いはいったい何でしょう。
実は、雑草は私たちの知らない間に、不毛の土や死んだ土、そしてまだ途中段階の土を、天然林のような生きた土によみがえらせようとしています。逆に原生林のように自然生態系があるところには、これらの雑草の種をまいたとしても、なかなか育たないとも言われています。
自然農を長年やっている田んぼの土を見ると、雑草がほとんど無いところがたまに見受けられます。そういう田んぼの地温は比較的温かく感じ、また、収量も比較的多くなるそうです。一方、土がやせて固いところは、スギナやイネ科系の雑草が生えていることが多いです。そして、土が柔らかくなり少しずつ生きた土に近づいてくるところでは、雑草の種類が変わり、はこべなどの柔らかい草が生えてきます。
雑草は不毛の土に種とともにやってくると、そこで発芽する能力を持っています。他の植物ではなかなか育たないにもかかわらずです。雑草はそこで強い根を張り、固い土を砕いていきます。根は、ビタミンやアミノ酸などのさまざまな栄養分を輩出し、それを狙って土壌菌が集まり始めます。この土壌菌をエサにするミミズや他の生物も集まりだし、次第に土の生態系が活性化されていきます。こうして長い期間を経て生きた土になっていくのです。
雑草は雑草ではなく、地球が送り出した神草ともいえるかもしれませんね。
転載、以上
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