PTVのHold on till May を翻訳してみました。
ストーリー性のある曲で初見だと内容を理解するのが難しい曲ですので、他のサイト(主にGenius)を参考に解説を追加しています。
曲のタイトルは直訳すると”5月まで持ち堪えて/踏ん張って”となります。この曲はボーカルのVicの昔の彼女/友人について歌っている曲なのだそう。鬱や暗い考えに囚われて自殺や自傷に陥ってしまうのでではなく、持ち堪える、踏ん張るんだというメッセージ性のあるタイトルですね。
個人的に、この曲では”Darling, you'll be okay" という歌詞がお気に入りです。
She sits up high, surrounded by the sun
One million branches and she loves every one Mom and dad, did you search for me? I've been up here so long, I'm going crazy
彼女は高いところに座って陽の光に包まれている
100万本の木の枝と彼女はみんなのことが大好きだった
”お母さん、お父さん、私のこと探した?私はここにずっといて頭がおかしくなりそうだよ”
(*この”彼女”はバンドメンバーVicの友達で、彼女はよく家族が彼女を見つけるのにどれくらい時間がかかるか知るために家の近くの木に隠れていたそうだ。彼女の両親は彼女をほったらかしにして、育児をきちんとしない人たちだったそう。)
And as the sun went down
We ended up on the ground I heard the train shake the windows You screamed over the sound And as we own this night I'll put your body to the test with mine This love was out of control Three, two, one, where did it go?
太陽が沈んだので、僕たちは地面におりた
僕は電車が窓を揺らす音を聞いて、君はその音と一緒に叫んだ
僕たちがこの夜を支配するように僕は君の体と僕の体を重ねた
この愛はコントロール不能だったんだ
でも、3、2、1、あれ、どこへいったの?
(*Vicは彼女を木から降りてVicと遊びに出かけるように(彼女の家庭問題を忘れられるようにするため)誘った。彼女の両親との関係からくる苛立ちを吐き出すために彼女は声の限り叫んだが、それは電車の音を超えて聞こえるくらい大きな声量だったそうだ。)
Now don't be crazy, yes, now of course you can stay here
Been in a touring band for going on ten years "Big deal, " she said, "I guess you're official" I only said it 'cause I know what it's like to feel burned out It gets you down, we've all been there sometimes But tonight I'll make you feel beautiful once again
さあ落ち着いて、うん、もちろん君はここに居ていいよ
(*Vicは彼女がネグレクトされた家に居たくないため、Vicと一緒にいるように提案した)
バンドのツアーをして10年が経っていた
”大したものだね”、”きっとあなたは有名人だね”彼女は言った
僕がそう言った(バンドのツアーについて)は燃え尽きるのがどのような感じか知っているからだ
(*ここでは、彼女にVic活躍についてすごいねなどとと言われた後、バンドのツアーのことについて述べたのははめてほしいからではなく、ツアーがものすごく疲れる経験であったことから、彼女の疲弊に共感できるということを強調している)
それ(燃え尽きるということ)はあなたを落ち込ませるし、私たちみんなそれを経験したことがあるよ
でも今夜は僕が君にもう一度美しく感じさせるよ
And as the sun went down
We ended up on the ground I heard the train shake the windows You screamed over the sound And as we own this night I'll put your body to the test with mine This love was out of control Three, two, one, where did it go?
太陽が沈んだので、僕たちは地面におりた
僕は電車が窓を揺らす音を聞いて、君はその音と一緒に叫んだ
僕たちがこの夜を支配するように僕は君の体と僕の体を重ねた
この愛はコントロール不能だったんだ
でも、3、2、1、あれ、どこへいったの?
If I were you, I'd put that away
See, you're just wasted and thinking 'bout the past again Darling, you'll be okay And she said "If you were me, you'd do the same 'Cause I can't take anymore I'll draw the shades and close the door Everything's not alright, and I would rather"
もし僕が君なら、きっとそれを投げ捨てるだろうな
(*おそらくここでの”それ”とは彼女の自傷のためのカミソリのこと)
ほら、君はまた疲れっきて過去のことを考えているね
ダーリン、きっと大丈夫になるよ
そして彼女は言った、”もしあなたが私なら、あなたもきっと同じことをするわ。日よけをおろてドアを閉めるの。全てはうまくいかないし、私はむしろ、、、”
(*歌詞は途中で切れてしまっているが、”むしろ”の後は「世界からいなくなりたい」というような内容が続くと考えられる)
And as the sun went down
We ended up on the ground I heard the train shake the windows You screamed over the sound And as we own this night I'll put your body to the test with mine This love was out of control Tell me, where did it go?
太陽が沈んだので、僕たちは地面におりた
僕は電車が窓を揺らす音を聞いて、君はその音と一緒に叫んだ
僕たちがこの夜を支配するように僕は君の体と僕の体を重ねた
この愛はコントロール不能だったんだ
教えてくれ、その愛はどこへいったんだ?