6月からJRAの2歳戦がスタートし、すでに2か月が経過しましたが、ここまでの2歳出資馬のデビューは先週のプリュムドール(ノルマンディー・9着)1頭のみです。
例年より始動が遅いのが若干心配ではありますが9月に入ってようやくデビュー予定が出てきました。
今回は今月デビューできそうな期待の2歳馬2頭(アイリッシュベル、ルペルカーリア)と先週デビューした前述のプリュムドールをご紹介します。


①アイリッシュベル
父:オルフェーヴル
母:ベルアリュールⅡ
牝馬 所属クラブ名:シルクホースクラブ
栗東:斉藤崇史厩舎 募集価格:2,500万円

2017年のヴィクトリアマイルを鋭い末脚で制したアドマイヤリードの半妹になります。
父がステイゴールドからオルフェーヴルに変わりましたが、オルフェーヴルはステイゴールドの仔なので血統的には非常によく似ています。
姉アドマイヤリードは鹿毛でしたが、本馬は派手な金髪の尾花栗毛でなかなかのグッドルッキングホースです。姉と同じく小柄な馬ですが、この血統は気持ちの強さで走るので、サイズはそれほど気にしてません。
アドマイヤリードが好きだったこともあり、この馬に出資したくてシルクホースクラブに入会しました。シルクのオルフェ産駒はよく走っている印象もあり、この世代の出資馬の中では牝馬のエースとして期待しています。
9月20日の中京芝2,000m、北村友一ジョッキーでデビュー予定です。



②ルペルカーリア
父:モーリス
母:シーザリオ
牡馬 所属クラブ名:キャロットクラブ
栗東:友道康夫厩舎 募集価格:12,000万円

説明不要のモーザリオです笑
ツアーで一目惚れして衝動買いしました。
昨年のキャロットクラブの募集馬は近年稀に見るラインナップでした。
アークライト(ハープスター全弟)、アルマドラード(レイデオロ全弟)、オーソクレース(マリアライト初仔)、クローヴィス(リスグラシュー全弟)、セブンサミット(シンハライト初仔)などがツアーで眩い光を放つ中、この馬も独特のオーラを放っており、どうしても欲しくなり、出資しました。
これまでモーリス初年度産駒の大物と言われていた馬達(レガトゥス、セブンサミット、ブエナベントゥーラ)が揃って初戦を負けているのが多少気になりますが、出資馬の中ではターフのレアリサンドと共にこの世代のエースとして期待している馬なので、普通に走ってくれれば負けないと思います笑
9月27日の中京芝2,000m、福永祐一ジョッキーでデビュー予定です。



③プリュムドール
父:ゴールドシップ
母:シュヴァリエ
牝馬 所属クラブ:ノルマンディーオーナーズクラブ
栗東:奥村豊厩舎 募集価格:1,600万円

先週、最後の最後に勝ち上がってくれたゴールドパラディンの半妹になります。
父がスクリーンヒーローからゴールドシップに変わりましたが、牝馬ながら牡馬のゴールドパラディンと比べても2まわりくらい立派な馬体をしています。
先週のデビュー戦は残念な結果(9着)でしたが一度レースに使って、今回は変わり身が期待できそうです。
とはいえ、使いながら徐々に良くなっていくタイプの馬だと思いますが、ポテンシャルは兄より高いと見ており、26日の未勝利戦(中京芝2,000m)の次走が楽しみです。
今度は良いジョッキーを手配してほしいです。