2日に命名馬ハバネロが北海道を旅立ち、5日に栗東トレセン近郊の宇治田原優駿ステーブルに到着しました。


これからデビュー戦に向けて本格的な調整に入っていくことになりますが、輸送で馬体重が412キロまで減っており(せめて430キロ台でレースを使って欲しい)まずは環境に慣れ、馬体の回復を促しながらさらに鍛えていって欲しいです。



ハバネロは父トーセンラー、母スパイシーソース、母の父Storm Catの牝馬で三石川上牧場の生産馬です。

昨年のターファイトクラブ1歳募集で1,000万円(200口)で募集されました。

母スパイシーソースは米2冠馬Tabasco Catの全妹という名血です。その16歳時の2連産12番仔として産まれた本馬ですが、募集された当初は母高齢かつ兄姉もあまり走っていないことから、出資は前向きには考えてなかったのですが、よく調べてみると上の兄姉11頭にサンデー系の種牡馬は1頭もなく、トーセンラーの父ディープインパクトとStorm Cat系牝馬の相性の良さ等から気になる存在になっていきました。


昨年の夏のツアーで本馬を初めて見たのですが、サンデー系らしい前向きな気性と、繋ぎも柔らかく、小柄ながらバランスの良さを感じて、この出来なら募集価格以上に楽しめるかもしれないと思い、出資を決めました。

BTC近隣の育成所・チームプレアデスの星野さんからはパワー不足であることや、坂路での併せ馬では僚馬クイーンハーツに付いていけなくなっていたこと(これはオフレコ情報)を聞いていたので過剰な期待はしてません。

ただ、経験上2歳馬は短期間で急成長を遂げますし、クイーンハーツが凄過ぎるのであって決して本馬が弱い訳ではないと思っています。少なくとも水準以上のスピードとキレが本馬に備わっていることを期待しています。


本馬については宇治田原優駿ステーブルの乗り役さんの評価がどんな感じなのか非常に気になるところです。