備忘録
詳細は後ほどということで、とりあえず項目別に記録

【映画】

蜘蛛の巣を払う女
生きてるだけで愛
半世界
エリカ38
ロケットマン
蜜蜂と遠雷
ジョーカー
モデル雅子を追う旅
マチネの終わりに
ボーダー

【LIVE】

坂本慎太郎 3/17 福野ヘリオス
リッキーg  11/23 立山つながりmovement

【アルバム】

SURFACE 「ON」

購入したアルバムはこの一枚のみ
時代はすっかり変わった。
CDは本当に売れなくなったし
実際私もCDを買わなくなった。
そして、レンタルすらしなくなり、今じゃApple musicのファミリー共有である。いわゆるサブスクってやつです、、
家族みんなでそれぞれのiPhoneで、配信されている音楽を自由に聴いたりダウンロードする
そして、その音楽をBluetoothで聴いている
こんな日が来るなんて…


【注目しているアーティスト】

坂本慎太郎
KING GNU
Odol
コーネリアス


KPOP離れ

FoZZtone復活か






【本】

松井玲奈 
カモフラージュ

平野啓一郎.   
ある男

石田ゆり子 
リリィ

和田誠
親馬鹿子馬鹿

本谷由希子
生きてるだけで愛

八千草薫
まあまあふうふう 

三浦瑠麗 
孤独の意味も、女であることの味わいも

抜け殻 
僕たちはみんな大人になれなかった

重松清 
希望の地図2018

三浦しをん
お友だちからお願いします

恩田陸 
Q &A

湊かなえ 
Nのために

今村夏子
むらさきのスカートの女


【印象に残った出来事】

中村哲
緒方貞子
ソルリ
ハラ


母の入院

らて12歳


【個人的なこと】


ヨガ
ホワイトキルト完成
朗読会への参加→自分も朗読した

日々の料理の定番→
ストウブの鍋、ブレンダー

掃除→ルーロ  活用

食洗機 →  食洗機クリーナー使用


アレルギー出現→空気清浄機バルミューダ


ゲーム

Garden scape
Toy story 


ショーケンが逝った


私にとってはやっぱりなんてったって


傷だらけの天使  なんだよな…


ワーストドラマとも言われたけれど、本当に好きだったなぁ…

あの頃私はまだ中1かぁ


代々木のエンジェルビルの屋上のペントハウスに住む修(ショーケン)は探偵事務所で働く調査員、24歳

井上堯之バンド演奏の強烈なインパクトを放ったオープニングと共にショーケンが貪り食う朝食を真似た男子の数知れず…





粗暴で人情厚く、無茶な行動に出る主人公を演じたショーケンはとにかく本当にカッコよかった。

衣裳もすごく素敵だったよね?確かMEN’S BIGIだったっけ




金魚のフンみたいにくっついていた亨ーアキラを演じた水谷豊、兄貴、兄貴、兄貴ィ〜ってみんな真似したよね。

彼はもうずいぶん立派な役者さんになってしまい当時の面影はあんまりないけれど、ショーケンはなんだかずっとあの頃のままだったような気がする。


やんちゃで、色々やらかして、病気もして、でも今回は闘病を隠して、最期には奥さんに看取られて逝ったんだな… 


もっと、もっと、って思ってたかもしれないけど、今まで素晴らしい作品をいっぱいありがとうとお礼を言いたい


思春期の私に大きな影響を与えてくれました。



その感覚は未だに続いているし、今の私の、王道ではないものを好む傾向のきっかけだったように思う。


何度も繰り返し観たドラマも初めてだったなぁ…


岸恵子との映画【約束】もすっごく良かったよね、何だろあの哀愁と絶望感、忘れられない。



2018年の総括をすっ飛ばしてショーケンのことについて書きました。






本当に超、超超超今さらなんですが、備忘録も兼ねましてずいぶん前に下書きしていた記事をアップします。

もう2018年も残り4ヶ月となってはいますが、、



2017

【出来事】

父の死
息子の大学卒業
娘の結婚


色々なことがありました。
父の死後まもなく母が肺炎で入院した時はもしやこのまま続けて母も?とも思ったけれど、母は退院し、娘(孫)の結婚式にも出席できたことが何よりでした。
娘の結婚式は軽井沢高原教会にて。
家族だけの食事会ではあったけど挙式には友だちも多く駆けつけてくれて美しい緑溢れる軽井沢というロケーションで幸せいっぱいの一日を過ごしました。

大学生活を送った息子も卒業し、私の長かった子育てもほぼ終了…


【LIVE】
SHINee 1/29 鯖江
きのこ帝国 10/22 金沢Az
渡會将士 12/3 金沢 もっきりや

LIVEはこの3本。

SHINeeのLIVEは
娘が仕事で行けなくなり急遽義姉と行きました。
ここんとこ韓国嫌いの義姉ではあるけれど、SHINeeは認めてるらしく、ライブを心底楽しんでいた。
まさか年末にジョンヒョンが亡くなるだなんて…。
あんなに輝いていたSHINee、、ジョンヒョン…つくづく人の心は分からないと思ったな…。私は普段邦楽バンドの曲ばかり聴いてるようで、実は一番聴いているのはSHINeeなのです。
ジョンヒョンのボーカルが一番好きでした。
あの素晴らしい才能がもうこの世の中にないのかと思うと寂しいだけじゃないとても惜しい気持ちが強い。
どんな難曲も軽やかに歌いこなすあの能力。いったいどこに行っちゃったんだろう。

毎年カウントしていたiPodの再生回数のランクづけはもうやめることにする。というのも、もうあらゆる形で音楽を聴いているのでiPodの再生回数だけではランクづけできないので。

CDをかけることはずいぶん減り、amazon prime MUSICや娘のApple MUSICなどをBluetoothで聴くことが増えました。
それでも、私はCDを買っている方だと思う。
好きなアーティストのために買って応援したい気持ちが強いから。


ところで、私は久々に女性ボーカルにハマっています。 きのこ帝国がとてもいい!

きのこ帝国結成10周年記念ツアーで金沢にやってきたのでお初LIVE行ってきたんだけど、びっくりするほど「静か」なLIVEだった。  …観客が、です。

ライブハウスであんなに動かないLIVEは初めてかも。とっても不思議な感覚。きのこ帝国、バンドもファンも面白い。

FoZZtoneもモノブライトも活動休止、当分復活の兆しはない。
SHINeeはジョンヒョンが亡くなってしまい、何となく自分が好きになるアーティストたちは安泰などとは無縁な気がして、応援するのも憚れるようなそんな気になっていたけれど、
2017年椎名慶治カウントダウンLIVEの最後になんとSURFACE再始動の発表!という最高なしめくくり!

椎名君がちゃんとソロを頑張ってきてくれたからSURFACE復活もあるんだなぁ、と椎名君にごめんなさいという気持ち。そしてありがとう。
SURFACEはやっぱり椎名君と永谷君が仲良しなのがいいよね。




【BOOK】
   
 ◎彼女がその名を知らない鳥たち
 ○劇場
 ○マチネの終わりに
     ナミヤ雑貨店の奇蹟
     新世界
     君の膵臓を食べたい
     その他…

本は小説や新書、夫が買ってくる本も含めて結構色々読みましたが、心に残り、いや心をかき乱されたのは沼田まほかるさんの「彼女がその名を知らない鳥たち」だった。

ホントにこの作家はなんなんでしょう。50代で作家デビューした遅咲きだけど、この文章力ってすごすぎ。温存してたにも程がある。

又吉の劇場も切なくて参ったなぁ…。自分の若かった時代のやるせない恋愛を思い出してしまった。

マチネの終わりに もさすが話題になった作品。
ただの恋愛小説ではない人物、背景、情景描写がとても緻密で美しい素敵な作品だった。

【MOVIE 】

◎ララランド
   美女と野獣
   追憶
◎いつまた君と
○ハートストーン
   僕のワンダフルライフ
○奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール
    22年目の告白
 ○火花

※DVD
溺れるナイフ
パンとスープと猫日和
聖の青春
ピンクとグレー

※ドラマ
ひよっこ
オクニョ



向井理の祖母の手記をもとに映画化した「いつまた君と」がなかなか素敵な映画でした。
ただのイケメン役者ではない、頭の良い向井君の熱意が伝わるような。
予算もそうはなかったろうし、ツッコミどころはそれなりにあったけれど、尾野真千子が共演してくれたおかげでとてもしっかりした作品になったと思う。奇しくも、映画の中で死んでゆく祖母役を演じた野際陽子の生前ラストの映画になりました。
DVDをあえてあげたのは観たどれもがなかなか良かったためです。


2017年はもうとっくに終わっているのに今さらな日記でホント自分でもちょっとな…と思う。

でもせっかく下書きしていたし、本当に色々あった年だったので詳細は語らずとも、記録として残しておくことにしました。

色々あったとはいえ、例年のように、映画を観たり、ライブも楽しんだり、本も読んだり、キルトやら編み物やらにも取り組んでいます。

日々の料理もそれなりに、ちょっと疲れてきてはいるけれど、概ね元気に過ごしてます。

足りないのは運動と、また歌を歌いたいなぁ、というのが本音。

時間が欲しい。


いやぁすごかったなぁ。
豊洲ピットにうじゃうじゃ集まる人人人…

SURFACEを待ってたファンがこんなにいたのかー、聞けばチケットは早々にソールドアウトだったっていうし、やっぱりSURFACEって人気のあるユニットだったんだねぇ。

なんか、ここんとこあまり日の目を浴びてないバンドばかりに夢中になっていたけれど、SURFACEはそもそもずっとメジャーで10年活動していたわけで別格なんだなぁってことに気づきました。
全部のCDのセールスがオリコン50位以内に入ってるんだからねぇ。それは本当に凄いことなんだな。

今回の復活を喜ぶファンの声、5/27に向けた盛り上がり様、ほんっとワクワクしたよ。


復活LIVE
一言で言うなら

本当に楽しかった

永谷君のビジュアルがあの頃よりさらに丸くなっていたので、私実はそれを受け入れることができるのかと心配だったのだけど、
不思議なもので、LIVEが始まり、椎名君と永谷君が同じステージに立っているのを目の当たりにしたら、もう嬉しくて、嬉しくて、しかも、椎名君のボーカルも、永谷君のギターもレベルアップしていると思えるくらい、圧倒的なパフォーマンスだった。

振り返ると、私はSURFACEが解散してから永谷君には一度も、椎名君にはその年のクリスマス、横浜でのソロライブに行って以来、ご無沙汰していたのだ。

あの時、私はつくづくSURFACEが好きだったんだなぁと実感した。SURFACEの復活を願うためにも椎名君ソロを応援しなきゃと思いながら、永谷君の気配が全くしない椎名君を見ることも聴くこともしなくなって…。

椎名君には本当申し訳ないことしたと思う。
この8年、ずいぶん頑張って実績積んで、コロチキのネタに使われた時はテレビにまで出演して!

本当表舞台に一人で立って、歌い続けて、ファンも拡大させて、、だからこそ、この日を迎えることができたんだよね。
椎名君が42歳になった今でも当時のまんま、歌えるのもソロで歌い続けてきたからだろうな。
言葉数の多い、キーも高く、パワーのいる楽曲ばかりのSURFACEのかつての曲を当たり前のように自由に歌える力には驚くし、表舞台から引っ込んでいた永谷君は久々のパフォーマンスにもかかわらず、私たちの予想をはるかに超えるギターを聴かせてくれた。
永谷喬夫のギターのあの感じって、私の中にしみついているから椎名君の横に永谷君がいて、ニコニコしながらクインクインと弾いてるだけで、ただもうそれだけで幸せをかみしめちゃった。

セットリストも良かったよね。

まさかCHANGEから始まるとは…でも、最もだとも思う。泣きながら解散ライブで合唱したCHANGEで私たちはもう泣かなくてもいいのだ!

そしてそして、Re:START って、リリース当時の心境で作ったんだろうけど、まるでこの日のためにあるような曲。正真正銘のRe:START!

なぁなぁ で「椎名君、始まってますよー」でうわーーーってどよめいた!
あぁ、みんな分かってるんだな、とそういうことも嬉しく思う。

縁 もね…響くよねぇ。私、生で聴いたの初めてよ。自分がアコースティックライブに出た時、おこがましくもこれ歌ったんだよなぁ、、、
とまあキリがないのですが。

椎名君がずーっと歌い続けてくれたこと、改めてありがとうと言いたいです。

そして、2人が高校の先輩、後輩、という関係性もやはり復活できた理由の一つですよね。

お前との縁はあれで終わっちゃった…りはしないってことさ!(歌詞から引用)


さあ!
これからSURFACEも椎名慶治ソロも永谷喬夫ソロも色々めいっぱい楽しんでね!

気持ち良く応援したいです。




そうそう
永谷君のソロアルバムがとても良くて驚いてます。夏に向けてピッタリな雰囲気。永谷君のため込んでいた思いが溢れたアルバムでした。
月日がただただ経ってしまう。
色んなことを、目の前のことを、こなすように片づけているような毎日。
日々感じていることを何も記録せず、やり過ごしてしまう。

2017年はとても色んなことがあった年だった。

息子が卒業し、父が亡くなり、長女が結婚した。
それぞれがとても大きな出来事だったが、やはり父の死は受け入れてはいるものの何とも複雑な思いのままだ。




父のことを日々あれこれと思い出してはちゃんと文章に残したいとは思っているのに、なかなかできないでいる。

何年か前に父から聞いた父の幼い頃の話や、10代の時の戦争の話、船に乗っていた漁師時代の話、その後の話。厳しい時代を必死で生きてきた父の人生は、人に語るに足るものだと思うが、
でも今はまだこうやって、自分の中で1つ2つ、時々取り出しては懐かしむだけでいいのかもな、と思っている。
元気な頃の写真もまだあまり見る気になれない。


家の中には父を思い出すものが結構ある。
これを読む人には何のことかさっぱり分からないだろうが、挙げればきりがない。

(父から譲り受けた)父が使いこなせず困っていたザイグルというグリルや、包丁の砥石、アジきり包丁、リビングのソファー、薪ストーブ、小さな扇風機、何通かの手紙。置いて行ったパジャマ

家の中だけじゃない、職場の駐車場の看板や、車に使用する為の車椅子表示のマーク、マンションに置きっ放しの小物台。
そのどれもにまつわる話を私自身が忘れないためにもいつかちゃんと文章に残しておきたい。それができずにいる理由もなんとなくわかっている。時がやってくるのを待つしかないのだ。

よく知らない人に父の死を話せば、結構長生きだったんだね、闘病が長くて大変だったね、頑固者で苦労したでしょ、と言われるが、私の友たちは皆私のことも、父のこともよく知ってるからか、私の中の父への思いを、父の思いまでを慮ってくれ、ずいぶんあたたかい言葉をかけてもらった。

私も本当に頑固だった。がんこな父に頑固にたいこうしていたんだからよく衝突した。でも、とても情が深いことは心底わかっていたのだ。
結局父にちゃんと感謝できないまま終わってしまった。言葉にできずにいたけれど、でもきっと、似た者同士、分かってくれていたはず。

父が倒れてからの5ヶ月、兄や姉にはずいぶん負担をかけてしまった。できるだけ私も顔を見に行こうとは思っていても、なかなか時間をやりくりするのが難しく思うようにはいけなかった。

遠くに嫁いでしまったことを後悔したけれど、母がこの間、『いいだよ、それは。富山に何度も行けて良かったよ、あたしら他に行くとこはなかっただから、良かっただよ』と言ってくれた。


兄や姉たちとは違う親孝行が少しはできたのかもしれない。せめて、そう思わせてほしい。

恒例の一年のまとめを書く前に父のことを少しだけ書きました。

 2017年
本も少しは読み、映画館にも月一くらい足を運び、音楽もよく聴き、LIVEにもちょっとだけ行きました。

その話はまた改めて。

12月に起きたショックな出来事と共に書きたいと思ってます。
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15年ほど前に市民プラザの中にあったアジアン家具の【じゃらん】という店で見つけ、どうしても欲しかったテーブル。たしかインドネシアのものだったと思うが、保証書があるわけでもなく、はっきりと覚えていない。
その頃、狭いマンション暮らしを少しでも快適に過ごせるように、少しずつ、自分の好きな家具を集めたいと思っていた。
私はその【じゃらん】の雰囲気が好きで足繁く通い、小さな置物や、椅子など、買ってはいたのだけど、ある時このテーブルが目にとまり、無骨さ、重厚さに見惚れてしまったのだった。どうしても欲しくて、悩みに悩んだ。

狭いマンションではダイニングテーブルと、このテーブルを置くスペースはない。

何日も悩んだ挙句、やはりどうしても欲しくて買ったはずだ。

リビングにドーンと置かれたこのテーブルは存在感も安定感もあって、その内ダイニングテーブルを使わなくなり、そうこうする内にマンションをリフォームすることになって(夫に頼み、半ば強引にリフォームしたのだけど)思い切ってダイニングテーブルを処分したのだ。

このテーブルを囲んで、家族5人がご飯を食べ、テレビを観て、勉強したり、仕事や家事をして、過ごした。


それから何年もたち、マンションを出て、新築することになった時、このテーブルは絶対に処分しないと私は決めていた。

リビングがこのテーブルで占拠されることになっても絶対に手放さない!

味わいが出てきたこのテーブル、きょう、久々にオイルを塗って拭きあげたら艶が戻り、テーブルが喜んでいるように見える。今ではもうこのテーブルで食事をすることも少なくなったけど、朝のメイクはここでするし、事務仕事はここですることに決まってる。大切なテーブルです。


ところで、クリスマスツリーを新調しました🌲

オーナメントはそのままで、白いツリーから緑のツリーへ、そして、ちょっと大きくしました。

そうしたらやはりこの方が良いと評判です。
ツリーのライトがテーブルに反射して、よりキレイ!

人はどういう基準でテーブルを選ぶのだろう、聞いてみたいものです。


久々に書いた記事でしたが、色々すっ飛ばして何故かテーブルについて、、、

本当は色々あったんだけどなぁ。

渡會君やきのこ帝国のLIVEのこととか、ディズニーランド行ったこととか、、




日々ネットをチェックしていると、彼女のブログはもちろん、否が応でも目に入る様々な彼女に関する記事の数々に、ここ最近はとても辛いな.と感じることが多かった。

昨年、病気の公表があり、その後のブログの開設は【癌の影に隠れない】というポリシーのもと、「そこまで赤裸々に?」という内容のものも多かった。ただ、病気の発覚までの過程の詳細は書かれていたが、初めの治療に関する詳細がなかったことで、標準治療をしていれば、などという憶測からの厳しいコメントを目にすることもあり、やりきれない思いがあった。

彼女の華やかなタレントとしての時代のことは実はあまりよく知らないが、多くの女性と浮名を流し続けた海老蔵とまさかの結婚をした時、ずいぶん驚いた記憶がある。

そういえば彼女の婚約の時の着物が、後に私の娘の成人式の時に誂えた着物と同じ辻ヶ花だったことで少し親近感を覚えたりしたのだった。


学歴もあり、美人姉妹でタレント活動をし、人気を得て、キャスターにまでなった。
スタイルもよく、美しかった女性が梨園に嫁ぎ、子宝にも恵まれ、順風満帆な人生を歩んでいたに違いないのに、ある日突然深刻な病に侵され、日常が脅かされていったこの過程をどんな風に過ごして来たのだろうか。
生きるためにどんな思いで、治療を模索し続けてきたのか、想像も出来ない。

もがき、苦しみ、それでも日々幼い子どもたちを育てなければならなかった日々を、歌舞伎役者の夫を支えなければならなかった日々をどのような思いで過ごしてきたのか。

彼女はある時達観したのだろうか。

生きることが、諦めないことそのものなのだから1日でも長く生きることで、必ず光明がさす、とおそらく海老蔵にも言われていたのだろうし、彼女自身もその気持ちでいたのだと思う。



彼女はブログを通して、キャスター時代の自身のように、真実を伝え続けたようだが、記事にアップされた画像は段々見る者にシビアな現実を突きつける表情が多く、実況中継のような様子を呈した。ただ、それに共感する読者は200万人を超え、日々更新される記事に皆が一喜一憂するという大きな社会現象を起こすまでとなった。

世の中に多く存在する、病や、病だけではない苦しみを抱えた人々に【日々を生きる】ことの尊さを訴え続けた。


癌のターミナルケアと言えばひと昔前は病院だった。病院でしかあり得なかった。

彼女が在宅医療を選択したのは家族と共に過ごしたかったからに他ならないけれど、痛みや発熱や、呼吸苦のある状態で家族と共に過ごせたことは奇跡のようなものだと思う。

きっと、その現実にも感謝しながら日々を生きていたのだろう。

彼女の言葉には力強さがある。

癌の影に隠れない
癌が私の人生を代表する出来事ではない

確かにその通り。

誰にも訪れる死ではあるけれど、それがいつかは分からない。

ガンジーの有名な言葉

「明日死ぬかのように生きよ

    永遠に生きるかのように学べ」


自分にもできるだろうか。

精一杯生き抜くことができるだろうか。

一昨年に亡くなった川島なお美さんの生き様も素晴らしいと思った。
大好きだったコメンテーター竹田圭吾さんも尊敬する。
野際陽子さんの死もまたあっぱれだった。


自分にもできるだろうか。



自分もそうありたいが…。








去年から色々あって、アメブロも随分ご無沙汰してしまった。

秋に父が倒れ、頻回に焼津に行ったりしていたが、今思うと、もっと行ってあげればよかったと後悔している。

友から以前何でもない話をしてあげなよ、と言われていたが、なかなかコミュニケーションがとりにくくなってしまった父の言葉を、意図を、読み取ることが難しくて、ついついその時々の要求を聞くことに集中してしまった。

少しずつ弱っていく父の気持ちを受け止めてあげることも、若かった頃の話を聞き出すことも出来ないまま5ヶ月の闘病が過ぎてしまった。
3/18  父は旅たちました。


子どもの頃も、大人になっても、父には随分怒られた。

正論もあったが、父の正論は時々理不尽な事もあり大抵私は反発して言い返したり表情に出してしまい更に怒られる、という繰り返しだった。

そんなことだって、父が死んでしまうと何だか懐かしいのだから不思議なものだ。

父にまつわるエピソードは色々あって
特に父とご飯に関する小さな話は、なかなか面白いと思うものが結構ある。
いくつか書いてまとめてみよう、と思っている。


今はまだ父が元気だった頃の写真を見るのも切なくて、あまり回想をしていない。

どうしても思い出してしまうようなことは多々あるが、昔の写真を見たらきっと本気で寂しくなりそうで、今のところそれは避けている。

でも、ちゃんと書きたいのだ。


ネタは十分にあるのだから。
時間がかかっても書いてみよう。
こう言っちゃなんだか、父が死んだらあれもこれも書いてやろうと密かに思っていたこともあるのだ。

でも、私は物書きじゃないんだから軽い気持ちで。
その内に、ポツポツと、書きます。

期待せずに待っていてくれる方がどれだけいるかしら。書いたら読んで下さいませ。


あまりに長くなり記事が一回にまとめられず、分けました。


【本】


食う寝る座る永平寺修行記(野々村馨)

ごはん良ければすべて良し(宮脇彩)

父の椅子、男の椅子(宮脇彩)

男どき女どき(向田邦子)

隣の女(向田邦子)

女のいない男たち(村上春樹)

祐介(尾崎祐介)

コンビニ人間(村田沙耶香)

東京23話(山内マリコ)

買い物とわたし(山内マリコ)

コメントする力(竹田圭吾)

長めのいい部屋(フジモトマサル)

という、はなし(フジモトマサル)

終電車ならとっくに行ってしまった(フジモトマサル)

二週間の休暇(フジモトマサル)

にょにょにょっ記(フジモトマサル)

黄色いマンションと猫(小泉今日子)

ミレニアム4

怒り(吉田修一)

その他…



結構読みましたが、やはりフジモトマサルさんの作品が一番。

特に[終電車ならとっくに行ってしまった ]は大人にオススメしたい。

生きること、死んでいくことをとてもシンプルに感じることのできる哀しい爽やかさが描ける作家さん。残念ながら白血病で亡くなってしまった。村上春樹のイラストを手がけ始めた矢先だったのに。それから、竹田圭吾さんが亡くなったこともかなりショックだったな。すごく好きなコメンテーターだったから。彼の物事の捉え方、考え方は至極まともでいて、オリジナリティーがあって、影響受けました。敢えて少数派につくような、弱い立場を思いやれる優しさと、角度を変える視点を持つ意味を教えてくれた。こうありたい!と思える人だった。ありがとう竹田圭吾さん。

クリープハイプの尾崎さんの小説は、極めて尾崎さんらしい小説でした。気持ちが溢れていて、まだ未完成な、、頑張れ、尾崎さん!


【音楽…iPod 再生回数】

車の中でのiPod の再生回数は以下の通り。
でも車のハードディスクにもアルバムを結構入れてあって、そこからも聴いてるし、家の中ではしょっちゅうCDをかけたりBluetoothでyoutubeの再生リストから聴いたり、と多岐にわたって色んな形で音楽を聴いてるので一概には評価できないのよね。
でも、ま、毎年恒例なので。笑


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クリープハイプ

きのこ帝国

SHINee

brainchild's

渡會将士


最近の私はきのこ帝国をものすごーくよく聞いております。久々に邦楽の女性ボーカルを聴いてるのかもしれない。

そうそう、家の中で、お客様がみえたりする時は大抵ペトルチアーニをかけときます。無難にジャズってます。笑




【ドラマ】

ダメな私に恋してください

ゆとりですがなにか?

コントレール

運命に似た恋



あまりドラマを観なくなって久しいですが、それでも時々とてもハマるドラマが出てくる。


ダメ恋は深キョンのファッションと、ディーンのエプロン姿、が楽しめた。


一番良かったドラマは

[運命に、似た恋]


久々に北川悦吏子作品を観たわー。

失礼な話、はっきり言って北川さんはもうたいしたもん書けなくなってるんじゃないのかな、と思ってたんですが、この話はちょっとミステリー要素やファンタジーな雰囲気もあってひきこまれました。場面も丁寧でキャストや台詞がとても良かった。制作サイドがとても気合い入れて作ったことがわかる良質なドラマだったなあ、音楽とか、セットとか、美しかった。

主演の斎藤工と原田知世はとてもお似合いに感じたし、脇役もうまい人が多くて楽しめた。山口紗弥加とか、大後寿美花とか、特に。





えらい長くなったので、これにて一応終了。

他にも色々あったけど、またそれはいつか書けたら書くことにする、自分のために。


とても久々過ぎて、しかもこんな長文で、誰が読むのか、と思うけど、記録、記録!記録ですから!


お付き合いいただきありがとうございました。



もたもたしていたら2月も半ばを過ぎてしまった。

毎年恒例の1年のまとめを書かなければ!と思いつつ、何だか落ち着かない日々だったので一向に進まず…


昨年は父や母の入院や闘病を離れた所から見守る日々、焼津、富山を行ったり来たりも多く、毎日がどんどんどんどん過ぎて行く、そんな感覚だった。


さてさて、とりあえず2016年のまとめ(趣味関連)少し書いておこう。



【LIVE】 7本


2/6 

タカさん-アコースティックコロシアム富山

2/21 

f(x) -有明コロシアム

4/8 

渡會将士 ソロ  -金沢 もっきりや

4/9 

brainchild's -金沢 VAN VAN V4

5/15 

SHINee  -大阪 京セラドーム

9/10 

クリープハイプ -富山CLUB MAIRO

11/10 

渡會将士 ソロ -金沢 メロメロポッチ




LIVEはこの7本

タカさんのLIVEというのは、アマチュアのアコースティックLIVEのチャンピオン大会でした。

アマチュアのLIVEについては最近色々思うところがあり、私自身しばらく歌から遠ざかっているのだけど、タカさんに関して言えば、一度聴くと忘れられない、実に私好みの声をしており、友人の夫でもあるので、親しみもある。

この日は私がオススメした楽曲クリープハイプの『傷つける』を披露してくれて、さらに敗者復活戦を勝ち抜いて優勝してくれたという嬉しい展開も。


f(x)

彼女達を長いこと応援していた我が家。日本での初LIVEに行けたのはとっても幸せ。

夫も一緒に娘たちと4人で行って来れた。

KPOPの中でも私にとってf(x)とSHINeeは別格で、楽曲そのものも、パフォーマンスもビジュアルも心底好き。日本初のLIVE、ずーっと聴き続けてきた彼女達の姿をこの目で観ることができてホントに最高に幸せ。ただ、ソルリがいなくなってしまったのはいまだ残念。



渡會将士 ソロ


FoZZtoneが活動休止となり寂しい日々の中、渡會君が単独で金沢に来てくれて、ホント嬉しかった。

娘と2人で行ったのだけど、この日は終了後、物販までの休憩タイム、外で渡會君と話もできたし、握手もしたし、写真も撮れたし、ちょっと有頂天になっちゃった。

渡會君用に小さいヘッドの歯ブラシを1ダースプレゼントしました。

終始ゆるゆるとした雰囲気で、でも金沢ソロ初!の意気込みも感じられるいいLIVEだったな。

その後なんと、11月にも金沢にてソロLIVE!

マスターオブライフというソロアルバムを完成させた渡會君。

FoZZtoneとソロとbrainchild'sのこれまでのいいとこを全部まとめたようなとても表情豊かなアルバムはタワレコとLIVE会場限定の発売だったにもかかわらずなかなかの売れ行きだったようで。

ルーバーを見事に使いこなす渡會君、今回は夫も同行し、LIVEを楽しんでいました。そして、この日も渡會君に歯ブラシのプレゼントを!


brainchild's


イエモンのギタリストのエマさんこと、菊池さんのプロジェクト【brainchild's】の第7期ボーカルを務めることになった渡會君。

エマさんのスタッフの中にFoZZtoneと共通のスタッフがいたとかで誰かいいボーカルいないかな、と探してたエマさんに渡會君を紹介してくれたらしい。それでReach to Marsの動画とか観て、気に入ってくれた、という!

HUSTLERというこのアルバム、エマさんは渡會君に歌詞を任せ、好きなようにやらせてくれたそうです。

エマさんの包容力はホントに渡會君にとってこの上ない幸せだったろうと思う。

吉井和哉さんからこのボーカル天才!と言わしめた渡會将士。実はこんなもんじゃないのよーーーと叫びたいくらい!


とにかくこのHUSTLERというメチャメチャカッチョええアルバム引っさげてのツアーのファイナルが金沢だったので、地元のみならず、全国からファンが集まっていて、すごい盛り上がり。


アルバム持ってるのに、ハイタッチ券欲しさに娘と二枚アルバム買いまして、メンバー全員とハイタッチ!

そんなもん、と思われるかもしれないけど、好きなアーティストをこういう形で応援したい、というAKB的なファン心理ってわかる気がする。

また近々新しいミニアルバムが発売され、LIVEもあるのだけど、今回は日程的に行けないよなぁと、ちと諦めております。




SHINee


安定のLIVEのクオリティ。

ただ、2014年ツアーファイナルの東京ドーム(2015.3.14)が凄すぎたので、多少物足りなさはある…でもやっぱりSHINeeは素晴らしい。


楽曲の豊富さ、歌のうまさ、パフォーマンスの高さ、ビジュアルの良さが半端なく、圧倒的。

あぁ、これから兵役が待ってるかと思うと辛いわ。


クリープハイプ


彼らの音楽を聴き始めてまだ日は浅いけれど、若手のバンドの中でも唯一無二の魅力があると思う。

ただ、ボーカルの尾崎さんが妙にアイドル扱いされていて、中学生みたいなファンが多勢いて、ワーキャーが凄い、いや酷い…

この中に私がいるのはちと違うかな、という気持ちを持ってしまった。

確かに尾崎さんは可愛い顔立ちではあるけれど、ワーキャーされるのはちょっと…と本人は思っていそうで、早くそんな人気は落ち着いてほしい。

この日のライブハウスの熱気は物凄くて、途中倒れる人続出!娘も汗だくで顔面蒼白、熱中症気味になっていて、LIVEを楽しむ余裕がなかったという…。

ただ、富山にクリープハイプが来てくれたのはとってもありがたいし、これからも頑張って欲しい気持ちはものすごーくあります。



【映画】


スターウォーズEP7

007スペクター

の、ようなもの、のようなもの

森山中教習所

怒り

バベットの晩餐会

君の名は 【2回】

この世界の片隅に


今年は8本。

あまり時間がなかったわりには行けたと言えるかな。

ダニエルクレイグがとっても好きですが、007はまあおいといて、ってとこで

【怒り 】が素晴らしかったですねぇ。

こりゃあ凄い!とんでもないもん観せられてるぞ、とゾクゾクするような感覚がありました。

が、【この世界の片隅に】を観たら、何とも切ない、何とも辛い、何とも優しいこの映画の中の時代に生きた人々のひたむきさに心を持っていかれてしまった。

あまちゃんを演じた『のん』の声がスーッと場面に馴染んで、可愛さ、切なさ、倍増しました。


【バベットの晩餐会 】はかなり前のアカデミー外国語映画賞を受賞した作品。予想を超える素晴らしさ。特に晩餐会の料理シーンは必見。地味だし、ストーリーもややお伽話風でもあるけれど、観て良かったな。


【君の名は】

2回観ました。

商業的な大々的な人を呼び込めるアニメ。

とてもいいと思ったけれど、この世界の…、を観てしまったらあのボンヤリとしたアニメの方が心に沁み入り、この作品がややかすんでしまったなぁ。いや、良かったんだけどねぇ


の、ようなもの、のようなもの

かつて[のようなもの]を観ていた世代にはたまらない作品。

北川景子がこんな役で出ているのが好感もてました。



【DVD】  

ゴーン・ガール

キャロル

セッション

海街diary などなど


海街diary

是枝監督の前作は(福山主演のやつ)あんまり好きではなかったけれど、これはとても素晴らしかった。


姉妹の雰囲気がとっても自然で綾瀬はるかも長澤まさみも夏帆も広瀬すずもみんなぴったりだった。

ただ、大竹しのぶがちょっとアバズレ感のある母親役をするのがどうも好きじゃない(特に低ーい声がイヤ)

ゴーンガール は見逃していた作品。

今さらですが、とても面白かった。さすがデゥィットフィンチャー!グロいシーンにヒョエーっとなりましたがストーリーが良かった。っていうか、とってもヒドイ話!笑


キャロル はねぇ。

やはり劇場公開を見逃していて、絶対観なきゃ!と思っていたのです。

ドラゴンタトゥーの女でリスベットサランデルを演じた彼女が、もうぜーんぜん違う女になってるのよ。ホント女優さんって凄いのねぇ。

あの、パンクの!ピアスだらけの!タトゥーの!冷ややかな、あのなに考えてるか分からない女を演じていた人が、同性に恋をしていくまだ若い乙女を演じてるんだから。

ケイトブランシェットはとても好きな女優さん、安定感のある演技で、今回も惚れ惚れ。


同性愛を描く作品って色々あるけど、なかなか共感を得られにくいテーマだし、大きな声で良かった!と言ってしまうと何か勘ぐられそうな気がして正直な感想は心にしまいたくなるものです。そう言う意味では『ブロークバックマウンテン』の切なさを超えるものはなかなかないんじゃないかなぁ、と思う。

あれはキツかった。肯定するのが恐ろしいような、そんな気にさせる作品だった。

でも、人として生まれた以上、人が人を好きになる…異性であれ同性であれ時に世間の常識に抗い、抑えられない感情を抱くことは苦しいけれど、幸せなことだなぁと思うのです。