そっと 火をともして

白いろうそくに まるい灯りを

燃えさかる 炎じゃなくて

優しく私を 焦がすような


風を 起こさないで

上向く熱を 揺るがす力を

儚くて ちっぽけだけど

だからこそ 全力で守って


ずっと 支えていて

しっかりと てっぺんから根本まで

あたまばっかりが 大きくて

すごく バランスが悪いから


そして 見守っていて

ひとときだって 目を離すことなく

いつか 最後まで燃え尽きたら



次のろうそくを探しに行こう


また頭でっかちで でも

もうひとまわり大きなやつを
今日、うたばんにモーニング娘。がでてましたね。



あれ?……半分以上分からん!

私も年をとったということでしょうか……

京都にて。会談があるらしい。デモの人たちが行進しているとこに出くわしました。







邪魔。ウザ。
以上。
迷惑しているんだ、と主張する人が他人に迷惑をかけてどうする。

先日、小説家の奥泉光先生のトークイベントに行ってきました。

といっても大々的なものではなく、京大の虚構研究会の座談会のゲスト、という感じで、私もその研究会の教授のゼミを受けていたことがあるから参加できたようなものです(総勢15名くらい?)。

内容は、一時間ほど奥泉先生のお話を聞いた後、質疑応答といったものでした。

虚構研究会の座談会ですので、小説が云々というのよりは創作者の視点で先生が虚構をどのように捉えているか、 というお話がメインでした。

その中で先生は、虚構と現実の関係性、みたいなことをお話になって、最初の五分くらいで私は、もしかしたらついていけないかも、と思ったんですが。

さすがですね。

難しくややこしい内容であるはずなのに、巧みな話術で、私のミニマム脳みそにも比較的すっきりと理解させてくれました。何度も笑いの渦が巻き起こりましたし。

作家としてのスタンスみたいなことも質疑応答の時に聞くことが出来ましたから、私としても非常に刺激になり、とても有意義でした。

先生、ありがとうございました(_ _)

「あの、ちょっと、いい?」

「な・あ・に?」

 一度首を下に向け、頭で『し』の字を描くようにして二人がこちらを振り向いた。興奮によるものだろうか、二人ともうっすらと顔に汗が浮かび、まばらに髪の毛が張り付いていた。

「うう、モンスターより怖い……」

 一度二人から顔を背け、折れそうになった心を何とか立て直すと、再度二人のほうへ顔を向ける。ただし、目は微妙に違う方向に逸らしていたが。

「少し気になったことがあるんだけど」

「何? トドメは譲らないわよ、アタシ」

「大丈夫。心配しなくても、司が殴るところは残しといてあげるって」

 素敵な笑顔を湛えたままの二人に物騒極まりないセリフを吐かれ、司は冷や汗をたらしながらもその言葉を否定する。

「いや、えっと、そんなバイオレンスなコトじゃなくて……」

 ごほん、と咳払いをして気を取り直す。

「あのピエロがこんなことをする理由っていうか、動機って何なんだろう、って思って」

 司がそう言って、恐る恐る上目遣いで二人の様子を窺ってみると、二人ともキョトン、という表現がぴったり当てはまる顔で司のほうを見ていた。何か変なことを言ったかな、と司が訝っているうちに、二人同時に点になった目でお互いに顔を見合わせる。

「そんなこと――」

「考えたこともなかったわよね」

 どちらからともなく吐き出されたセリフに、今度は司のほうが驚かされた。

「え、もしかして、二人とも本気で思いも付かなかった?」

「うん」

 貴久子が素直に頷く。

「ただの一度も?」

「ええ」

 修が子供のように頷く。それを見て司も首を縦方向に動かす。ただし、彼女らのように往復運動はせずに、顔は下を向いて止まってしまう。

「……もしかして、ボクの方がおかしいのかな?」

 目を閉じて深呼吸し、司は深く考え込んでいる横で、貴久子らも二人で何かを考えているようだった。

「そういえば、ムカツキがあまりにも大きくて、そんなこと考えようとも思わなかったけど。何でなんだろう?」

「うーん。とりあえず、あんなピエロが現実にいるわけはないから、アレを操っている人物の動機ってことよね。……ツカサはともかくとして、アタシとキクコがいることを考えれば営利目的、って筋が一番しっくり来るわね」

「あ、それは私も思った。でも、動機とかの前に、こんなことが出来る人って言うのが限られてくるんじゃない? このゲームに入るための機械は厳重に保管されてたらしいし、あんなピエロを作り出そうと思ったら相当コンピュータに通じてないと出来ないんじゃないかな」

 貴久子のその考えを聞いて、司は今まで考えないようにしていたひとつの可能性に突き当たって、顔を上げる。そして、それは修も同じようだった。

「……まさか、お兄ちゃんが――」

「そんなコトない!」

 続きを聞きたくなくて、司は我知らず立ち上がって叫んでいた。貴久子と修が心配そうにこちらを見ているのが視界に入っているのを感じながら、独白するように司は続ける。

「そんなコトないよ! 根拠なんてないけどボクは博信さんを信じてる……信じたいよ」

 貴久子に対してよりも修に対してよりも、自分に対してそう強く言い聞かせる。そうしないと誰よりもまず、弱い自分が博信を疑ってしまいそうだった。

「そう……そうよね。まだ状況証拠しかない状態でそんなコトを考えてたって意味もないし、それにもうすぐ例のピエロに辿りつくんだから、その時にソイツに直接聞いてやればいいのよね」

 半分以上は自分のために言った台詞だったが、同時に修の心を軽くすることも出来ていたらしい。顔を上げた修はこぶしを握り、うん、とひとつ頷いて座っていた岩椅子から飛び降りる。

「よし! じゃあ、その辺りをはっきりさせるためにも早く行きましょうか。ツカサ、もう大丈夫?」

「あ、うん。行けるよ」

 返事と同時に司も飛び降り、魔王とピエロが待っている城の最深部に顔を向けた。精神的な疲労はまだ少し残っていたが、もう気になるほどではなかった。