金曜日、神戸にドライブデートしようと邦正に誘われてました。

ちょっとしたおやつとレジャーシートとタオルハンカチ2人分。
ペットボトルは、カチカチに凍らせずに半分だけ凍らして用意しました笑顔


お揃いの可愛いペットボトルカバー セリアで買っちゃった♪

家の近くまで、邦正 迎えに来てくれました。

「お昼な、南京町でと思っててんけど 途中で南海グリルって鉄板焼き屋さん
あんねん。夜は高いけど昼はそんなにしなくて、おいしいステーキ食べられるねんけど。
ミキちゃん どーしたい?」


「わぁ~ ステーキいいね~」

「雰囲気もいいしな。商談でもたまに行くんや。 じゃあお昼は南海グリルにしよか。」


邦正、車の中でも

「結婚式とかしたいほう?」


とか聞いてきて、ドキッとしました。

★南海グリル★




お肉 おいしかったです。
コーヒーは、鉄板の前ではなく席を移してテーブル席へ。

テーブル席に移り、メモを差し出し

「これ、わたしのスマホの番号とメアド」

「わざわざ書いてくれたんか。ありがとう。」

何から・・どう話を切り出そうかと一瞬 ま が空いた時 邦正から

「ミキちゃんは、正社員で仕事してるんか?」


その質問をきっかけに、実は20年間自営業をしていること。経営不振で3年前から自営のお店
以外に派遣でも働き、早朝の3時間コンビニでバイトしていること。

26歳で母が亡くなり父も亡くなっていたので、ひとりっこだったわたしは
1人になってしまったこと。

いま住んでるの店舗付き住宅を担保に国民生活金融公庫から事業資金の借り入れ
をしたけど返済がキツくなってきていること。

身寄りなく、仕事なく、家も失くす危機感を覚えて婚活をはじめ2年経ったこと。

そんな話を打ち明けました。

「3つも仕事掛け持ちしてるなんて・・そんな風に全然見えなかった!

今まで ひとりでようがんばってきたなぁ~。えらいなあ~。
ミキちゃんて、おっとりしてるけど芯の強い子違うかなあ て思っててんけど
そうか・・・ それでやなあ~」



「例えば、家 売却したとして借金は残るんか?」


「ううん。売れば借金残らないよ。 だから結婚相手見つかっても それほど迷惑
かけることないって思えたから婚活できた。」


「お店は続けたいのんか? 続けたいならテコ入れして業績回復する方法
なんか考えなあかんしな?」


「もう潮時と思う。時代の流れもあるし・・
でも50歳で結婚なんて、かなり難しいし、住み込みの仲居さんになるしか
もう道はないかもしれんて覚悟もしててん(笑)」


「住み込みの仲居なんて、そんなしんどい仕事、絶対僕がさせへん!
生活厳しかったら、いつでも家に来てくれていいで!僕が守るから!

そんな朝早くから働いてたら、体壊すわ。
コンビニの仕事は、すぐ辞め? うちに来て、ゆっくり仕事見つけたらええやんか」


「ありがとう・・・」

「神戸は、また今度にしよう!
今から、うち来てくれへん? うちで住めるかどうか一応見てくれる?

あー、シャンプーとか化粧品いるな。ドラッグストア寄って家に戻ろう」


そして、シャンプーリンスに基礎化粧品、その後セリアに寄って お箸と
お茶碗を買ってくれました。

邦正の行動力に、圧倒されましたが だんだん本当にわたしはこの人と
結婚するんだなあ~と思えてきたのです。