【河原町】錦のほとりに放浪記の香りと味も良し、たか沖

ありゃーもうひと月も経ってしまったけれど、

記しておきたかったえんやこら記。

京都は錦市場の一番東側すぐのところにある

30年変わらず営業されている

小料理とおでんのお店です。

偶然見つけましたが、

常連さんと、京都のお酒の美味しいお店に

詳しい方ばかりが来店されていました。

吉田類さんの酒場放浪記、

または孤独のグルメがお好きな方は

（わたしは勿論どちらもついつい観る派）

ものすごくドンピシャな香りのお店。

おまけにわたしが驚いたのは…

その味の良さです。

先付けは選択制、

わたしは蛸酢を選びましたが、

あ、本当に塩梅がいいってこういう事だな

と思う味。

こういうのは経験はもちろんですが、

やっぱりセンスや感覚によるところも

あるんだと思います。

何か特別な食材が使われてる訳ではないけれど、

滋味がしみいります。美味しい。

万願寺とうがらし、好物です。

鯛のお頭を焼いていただきました。

脂のノリもさる事ながら、

口元に運ぶと、ふわっと山椒が香ります。

嗚呼…そういうことですよね

と膝を打つ心遣い。

あーもう、めちゃ美味しいわ。

だからつるりんと食べてしまいましたよ。

日本酒のアテには常連さんオススメの

あげ明太子をば。

うん、おそろしく日本酒に合いますね。笑

この飛鳥は奈良のお酒ですが、

キリッとしつつもコクもあり、

この日何度かお代わりさせていただきました。

味に煩い裏手にある百貨店の方も

常連さんとのこと。頷けます。

たか沖＠河原町

（↑店名クリックで詳細へ）

錦市場よりすぐのところです。

カウンター7席の小さいお店です。

良きお店でした、また伺います。

弥栄

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