おかしな前提(潜在意識)生きていた

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2016年の夏、

 

突発性難聴になった。

 

 

それは会社の研修合宿で、自然豊かな山の中でみんなで話をしている時だった。

 

特にすごく疲れているということでもなく、

 

自然の中にいたし気分はよく、体調は比較的良かったと思う。

 

なのに突然、エレベーターに乗ったときのような、耳の詰まり感に襲われた。

 

耳を押さえて、一度耳抜きをしてみた。

 

一回目は少し治った気がしたが、すぐにまた詰まった。

 

家に帰り一晩寝たら治るかなと思ったが、治らなかった。

 

すぐ耳鼻科で診てもらったところ、突発性難聴と診断。

 

 

ステロイドの点滴を打つ治療をすぐに始めたがよくならず、

 

その二日後ぐらいに大きな病院を紹介してもらい入院。

 

 

一週間、身体を休め治療をおこなったが、完全には治らなかった。

 

今も左耳は少し聴こえが悪い。

 

 

入院しているとき、子供らを連れて元旦那がお見舞いに来てくれた。

 

しかし私と子供がロビーで話をしている間、少し離れたところに座り、私に何も話しかけない。

 

 

意味がわからなかった。

 

 

お前は何をしに来た?

 

お前は誰だ?

 

普段から寡黙なほうではあったが、こんな時ですら声をかけることができないのかとイライラした。

 

この2年後、離婚することになる。

 

 

あとから子供に聞いた話だが、

 

この入院の間、「お前らのせいで母は病気になった」と言われていたらしい…

 

いやいや、お前のせいだろ…

 

 

でも、あの時は意味がわからなかった彼の行動だが、今は少しだけわかる。

 

 

彼のあまりにも未熟な男性性では、どうしてよいか全くわからなかったのであろう。

 

そして私も、自分の気持ちを彼に伝える女性性が育っていなかった。

 

 

「調子はどう?」

 

「眠れてる?」

 

って言ってほしかった。

 

 

 

何も言わないでもいいから、

 

ハグしてほしかった…