その1は、こちら

https://ameblo.jp/mikitty51/entry-12844796934.html 



主治医のいる病院での肺炎治療は、呼吸器内科医が担当しました。

が、この担当医がコミュニケーション力のない医者でした。

 

ICUから一般病棟に転棟後、夫は、医者から病棟で入院できるのは2 週間と言われたそうです。

ICUで2週間は寝たきり状態だったために筋力が落ち、ベッドからの車椅子移乗も1人では難しい状態になっていました。

2週間で回復せず、リハビリが必要な場合は転院になるとも言われたそうです。

夫は、すぐに自宅に帰りたいと思ったたため、そこから一生懸命リハビリをがんばりました。 

 

転棟後10日過ぎた頃にはリハビリも進み、自宅に戻れる体力まで回復してきたにも関わらず、なかなか心電図モニターや酸素吸入がとれませんでした。

私との面会時間は1日15分でしたが、面会の時にも酸素飽和度は99 %ありました。また、夫も何度も酸素飽和度を確認してもいつも97 %以上はありましたが、酸素吸入が3 リットルからなかなか減らしてくれなかったそうです。

 

そして転棟後2週間を目前にした朝に、呼吸器内科医から突然「在宅酸素が必要だな」と言われたと、しかも、医者がニヤついて言っていたと、仕事をしていた私に夫から電話がかかってきました。

 

退院も日にちが決まりかけているときに、在宅酸素ってなに?

そんなに呼吸状態が悪かった?

しかも、そんなことをニヤついて言うなんて!と、私は怒りに震え、すぐに病棟に電話をかけ、担当看護師にどうなってるのか尋ねました。

通常は、酸素吸入の量を減らしていき、検査をして、呼吸状態が悪いのであれば在宅酸素も納得できるが、酸素吸入が3 リットルで酸素飽和度も99 %もあるのに、在宅酸素になるのは納得がいかない旨を伝えました。

看護師からは話しができないようだったため,、呼吸器内科医から折り返しかけてもらうことに。

 

数分後、呼吸器内科医から電話がかかってきました。どういう診断で在宅酸素の適応になったのか尋ねたところしどろもどろに

「酸素化をみている」と。

酸素化はどのようにみているのか尋ねると

「酸素飽和度で」と、最近は血液ガスとったのかを確認したところ、調べろと言われれば調べるけど的な返事。

夫の呼吸状態を全く評価せずに、在宅酸素を口走ったと思われます。

 

この電話のあと看護師が夫の病室にきて酸素吸入を1リットルにさげ、その1、2時間後には酸素吸入をはずしたと夫から電話がありました。

「在宅酸素が必要」との医師の判断はなんだったのか!

 

夫には、退院後、肺の経過観察も必要だから、呼吸器内科のクリニックを紹介してもらうように呼吸器内科医に頼むようにお願いしましたが、その医師からは、紹介されてきた病院に返事を書くからと言われただけで、経過観察の指示もなく、家族への治療後の説明も全くありませんでした。

 

私もこの医師の不誠実な対応には怒り心頭だったたので、あえてこちらかも説明も求めませんでした。

 

その3へ続く