そうそう、引越しですが
シンガポール内、数キロ内でのお引越しでございます。
今の場所が嫌になったわけでもなく、むしろ結構好きなんだけど、
今のお家の2年の契約期間が終わるので、
せっかくだから違う場所にという感じ。
あと色々手狭になってきたので、も少し広いお家へという希望もあってのお引越し。
シンガポール生活が2年過ぎた。
ここらで一度2年を振り返ってみよう。
初めここの部屋に来た頃は、まだ何もなくて友達も居なかった。
外国のスーパーで買い物をしたり、
慣れない台所で料理し、
美味しく出来なくて凹んだり、
今思えば生活に慣れるまで時間がかかった。
でもだんだん友達も出来て来て、生活の情報も入ってきて、少しづつ出来ることや分かる事が増えてきた。
今は自分の身の回りの生活のほとんどの事は把握出来てるつもり。
頼りになるお友達や、心を開いて話せる友達や、家族ぐるみで仲良くしてくれる友達も出来た。
英語も全然喋れなかったけど、
今では大体の事は一人で対応出来る様になってる。
あ、それはちょっと言い過ぎか。
ま、度胸はついたということで。
必死だった一年が過ぎて、
少し長めに一時帰国した後、
すごーーく
シンガポールが嫌になった。
帰ってきた途端、蒸し暑く、ドリアンやホーカーの匂いに嫌気がさした。
年中変わらない気候。
シンガポールの全てが嫌だった。
なんで、ここにおるんやろ?
いつまでここにおるんやろ?
先の見えない不安。
パパさんにちょこちょこ愚痴をこぼしていたら、
そんなに嫌なら帰ってもいいよ。
って、日本で仕事する事を考えてくれた。
で、本気で今日本に帰りたいの?
って確認されたら
まだ、来てたった1年ちょい。
たいたいくんの教育やパパさんの仕事の事考えたら、やっぱり今はこっち。
こんな短期間で尻尾巻いて帰るわけには行かないわーって。
そのあとも夫婦でたくさんたくさん話し合った。
初めは、私はみんなと違って駐在じゃないんだから、一時的な借りの暮らしではないんだから、ローカルに馴染まなきゃとか、
日本の物に頼らず、ローカルの物でなんでもやらないと!
ってなんだか、無理やりローカル化しようと必死だった気がする。
だから、逆にローカルちっくな物が苦手だったし、好きになれなかった。
でも、パパさんが与えてくれた選択肢によって、
帰りたければいつでも帰れる事も出来る事。
たいたいくんが今の幼稚園を卒業するタイミングでまた考えようという事。
えらい気持ちが楽になりまして。
それからは、街の見え方が随分変わった。
今まであまり好きになれなかった、いかにもローカル!なお店やローカルフード、
今まで興味なかったシンガポールの行事ごと。
常夏な気候も、シンガポーリアンも。
何を見ても興味深く。
シンガポールが好きになる一方です。
っとまぁ今はこんな気持ちで日々過ごしているけど、
また、いつI miss japanになるか分からない。
そんなんを繰り返して10年経ちましたー
みたいになったりして。笑