わたしが体調を崩し、心のバランスも崩れて
どん底状態だった2年前
わたしの落ち込みようを母から聞いた
Aさんの娘(Bさん)と孫娘(Cさん)から
わたしに連絡があった
「○○○(わたし)ちゃんだけで、家に遊びにおいで」
と、珍しく積極的な誘いだった
孫娘のCさんはわたしの1つ年上の女性だ
家に着いたら
BさんとCさんがわたしの訪問をとても喜んで出迎えてくれた
そして、しきりに
「お父さんとお母さんの間を取り持たなくてもいいんだからね」
「家を出てもいいんだよ」
と、わたしに言っていた
当時、わたしの一番の悩みは恋愛だったけれど、
BさんとCさんは、わたしが親子関係に悩んでいると思っているようだった
なぜだか、どうしても、恋愛のことは話したくなかったので
ひたすら受け身で会話をすすめた
自分の運勢や宿命、人生のシナリオについて
その時、改めてAさんと娘のCさんに鑑定してもらった
結婚することを、しきりに勧められた印象が強い
どうやら、結婚することで、わたしの運気はよくなるらしい
他にも、父、母、わたしの関係性について
わたしの特徴・性質について鑑定してもらった
今までいろんな人に鑑定してもらったけれど
今までで一番、素直に受け取ることができた気がする
良いも悪いも含めて
ああ、そうか。
ああ、だからか。
と、事実として受け取ることができた。
受け取るために、
わたしはどん底まで落ち込んでいたのかもしれない
きっと、そうまでしても
良いも悪いも含めた
まるごと、ありのままの自分を受け止めたかったんだ
Bさんは、Aさんがいない隙を見計らって
「好きな人がいるなら、その相性もみるよ」
と、言ってくれたけど、わたしは断った
好きな人の存在もうやむやにした
なんであんなに頑なに拒んだのか
自分でも当時は、全くわからなかったけれど
それでもあきらめない年の近いCさんには、
好きな人の存在のみを伝えた
どんな人なのか、何をしているのかは伝えてない
存在を伝えると、Cさんの追及は落ち着いた
「よかった、ホッとした」
そう、Cさんは言った
帰り際、Bさんがわたしに言った
「○○○(わたし)ちゃんが幸せになるのは、
わたしの希望でもあるの。
あなたの生まれた日と孫が生まれた日は同じ日なの。
(命式が似ているということ)
だから、がんばって。」
Bさんのことはキライじゃない
むしろ、好きだ
わたしのことをいつも気に掛けてくれてることも知っている
Cさんも同様だ
後々、気づいたが、Aさんはわたしの母と似ているそうだ
どうりで仲がいいはずだ
わたしの母とAさん、
それを取り巻く家族のわたしとBさん、Cさんは
同じような境遇だったのだ
Bさんに、帰り際にそう言われて
わたしの幸せを願っている人がいること
わたしの幸せを応援している人がいること
それは、とっても嬉しかった
一人じゃないんだなと思えた
けれど、その反面、
勘のいいわたしは、
その言葉に裏側にある本音のようなものに気づいた
わたしの幸せを願う、その先にある
本当の願いようなものが見えた気がした
BさんもCさんも
わたしを通して、自分の子ども、孫を見ているんだと
我が子、孫が幸せになれる確信を持ちたくて
わたしの幸せが実現したところを早く見たいんだと
安心したいのかもしれないな…
わたしは、そう、思った
悲しくなった
嬉しさで盛り上がった気持ちがスッと冷めた