わたしがこの世に生まれて34年と半年と数日

 

今まで、わたしは、家族のために「わたし」を生きてきたという、歳月と事実

 

34年と半年と数日は

気づくまでに要した歳月かもしれないし

そもそも、その歳月は決まっていた(決めていた)ことかもしれない

 

わたしよりも、もっともっと家族のために

献身的に尽くしてきた人たちは世の中にたくさんいる

それらと比較すれば、話にならないくらいしょぼい

 

けど、わたしがわたしを労って、もうピリオドを打ちたくなったから

今まで、家族のためにわたしがどんなことをしてきたか

書き連ねて、書き残しておこうと思う

 

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家事全般

留守番

おつかい

祖父母の介護
両親がやりたいことに対してのサポート
年下の従妹のめんどうをみる
親戚付き合い

近所付き合い
法事やお葬式の手伝い
いい子

いい娘

親孝行な子ども

聞き分けのいい子

物分りのいい子

習い事…

 

 

家を建てるとか、金銭的サポートするとか

目に見えることはしていない

だから、多くの人はおそらく気づかない

家族の記憶の中にも残っていないかもしれない

 

本当は、それに気づいてほしかった

目に見えないけど、コツコツをやってきたことを認めてほしかった

目立たないけど、ちゃんとやってきたことをわかってほしかった

 

 

わたしはわたしがやりたくて自分でやったのだけど

楽しいから、やる

好きだから、やる

じゃなくて

怖いから、やってた

 

家の中がぐちゃぐちゃになって、家族の仲も悪くなって、嫌な空気になる

その空気になるのが怖くてやってた

そのことにも気づいてほしかった

 

 

 

今朝、ソファに寝っころがってる母親の姿をみたら

そんな同情心なんて、クソくらえだと思った

きっといつか、わかってくれると信じていた自分がバカらしくなった

 

しかもこうやって、書いてみたら

幼いときから

家族に奉仕してきた自分の健気さと根性はたいしたものだ。笑

まるで修行をしていたよう。笑

 

 

 

 

 

だから、わたしが家族のために生きるのは

もう、おしまい

 

修行みたいな生活をわざわざ選択して生きるのは

もう、おしまい