朝晩は随分涼しくなってきました。昼間との気温差が大きいので、温度調整に気をつけて過ごしてくださいね。


先月からアジャストを受けにみえている50代の女性のお話です。


最初は胃腸の不調を主訴に来院されました。コンサルティングでは、多少食べ過ぎの傾向がありましたが、誘惑に負けてというよりも、なんとなく体調が悪いという不定愁訴が原因で、それをごまかすように過食気味になっていました。そしてますます胃腸に負担かかるという悪循環にはまっていました。


食べても食欲が満たされないというのは、胃腸の消化力・吸収力が低下しているため、食べ物から摂った栄養が100%エネルギーになっていないのです。


この方の背中を診ていくと、胃の働きをコントロールする胸椎7番の神経が圧迫されていました(サブラクセーション)。週2回、3週間のアジャストを受けた結果、胃腸の不調は改善され、自然に必要以上に食べたいと思わなくなったそうです。


これは多くの方にみられることですが、サブラクセーションが改善され、全身に生命力が満ちてくると、人間のカラダは無駄なものを必要としなくなります。逆に、感覚が研ぎ澄まされてきて、必要なものがはっきりとしてきます。


カラダに水分が不足したら水を欲するだけでなく、美味しい水やカラダに合う水も判別がつくようになります。それは人間が本来持っている力ですからね。


個人的には、一生懸命新しい知識や技術を身につけることもいいですが、人間が本来持っている能力を開発することに興味があります。そんな自分がカイロプラクティックに出会ったのも、必然なのかなぁ。