「継続は力なり」といいます。どんな分野でも、コツコツと勉強や経験を積み重ねることで、目指すところへたどり着けるのだと思います。


しかし、何かを始めるきっかけに、もの凄いモチベーションが必要なのかというと、必ずしも必要ではないような気もします。


僕は大学のときに体育会のアメリカンフットボールをやっていましたが、高い理想を掲げてやる気満々で入部した同級生や後輩は、現実(泥、汗、血、激痛、テーピング、包帯、保険証…)を知って、大半が止めていきました。“なんとなく”入部した僕は、次第にモチベーションが上がり、一生モノの経験と友人を得ました。


最初から高いモチベーションというのもいいですが、趣味でも仕事でも、“なんとなく”、“導かれるように”始めたことに、意外にのめり込んでいくことってあるような気がします。そして、長年継続していたら、思っていた以上の力がついていた、というのでもいいのかなと思います。