僕は小さな頃から、体を動かすことが大好きでした。高校までは野球をして、大学ではアメリカンフットボールをしていました。
しかし、スポーツを真剣にやればやるほど、体を酷使してボロボロになっていくのを感じていました。そこで、自分なりに体のことを勉強し、いかに丈夫な体を作るか、いかにいいコンディションを保つかということを、人一倍気を使っていました。
当時はまさかそんな日常が、将来の仕事に活きるとは思ってもいませんでしたが、大学3年生の頃、真剣にスポーツトレーナーになりたいと思うようになりました。
そして、大学卒業後、日米の第一線で活躍されているスポーツトレーナーの方に出会いました。その方と話をさせていただいたとき、何気なく“カイロプラクティック”という名前を出されました。
“カイロプラクティック”という名前の響きが新鮮で、調べてみると“自然治癒力”や“背骨が健康の源”というフレーズに魅力を感じ、導かれるようにカイロプラクティックの世界に入っていきました。そして、昔からやるからには本物を追求したいという気質があり、当然のように、カイロプラクティックの本場であるアメリカの地へ渡りました。