面接は、社長と二人のインテリアコーディネーターの部長さんが同席してくださいました。

 

すごいよくしゃべる社長さんで、最初はまず会社のことについて話してくださいました。

 

そして、私の話に。

基本は履歴書の内容を見ながら質問されたのですが、

まず私に興味を持ってくださったのは、年齢がちょうどいいからですと。

 

ターゲットにしている客層の年代が大体70歳代なのだが、ご両親おいくつくらい?

と聞かれ、ちょうど70代ですというと、

「でしょ!だからちょうど、娘のように思ってかわいがってもらえる年代なんです」と。

 

あと、子供がいるとか家族があることもいいこと。

 

あと、今までの人生でスポットライトを浴びて輝いていたときはいつですか?

 

と聞かれ、真っ先に思い浮かんだのが、高校の英語劇でした。

私は、表舞台に立つよりは、裏方になるタイプで、その時も裏方の方に入る流れだったのですが、

でも、歌うことが好きだった私は、どうしてもベルをやりたいので、オーディションを受けたいと

先生にお願いし、オーディションを受けたところ、合格してベルをやることができたことを話しました。

 

なんで合格できたの?

 

マイクを使わずにやるので、声が広い講堂の後ろまで通るというのがポイントで、

私は声が大きかったので合格させてもらいました。

 

緊張した?

 

いえ、私は緊張しないタイプなので大丈夫でした。

あ、でも、私は緊張するとあくびが出るのですが、直前にあくびが止まらなかったので、

緊張はしてたんだと思います。

でも、舞台に出たらもう平気でした。

朝早くいって職員室で先生とセリフの練習をし、放課後はみんなと演技の練習をし、

家で歌の練習をし、とにかく毎日たくさん練習をしたので、自信をもってできたと思います。

 

先生が台本を書いてくれたのですが、途中何度も修正が入り、そのたびに私のセリフが増えていきましたが、

今思えば、よくあれだけのセリフや歌の歌詞を覚えられたなと思います。

 

という感じで話しました。

 

とても食いつきがよく、その時の成功体験が、私の軸であり、それをオープンにして前に出していければいい

と言ってくださいました。

 

インテリアコーディネーターの部長さんたちは、前職で何か不満とかありましたかとか、

車の運転はどうですかとか、好きな科目はなんでしたかとか、

割とオーソドックスなことを聞かれました。

好きな科目は、英語、国語、数学、音楽と答え、美術は?と聞かれましたが、

実際学生の時は絵をかいたりするのは苦手というか、まったく興味がなかったので、

特に好きでもありませんでした。と答えましたが、

「でも、家具の絵とかはかける?」と聞かれ、

それは、仕事で書くことがあるので、なんとなくは書けます。と答えました。

国語が好きだったのなら、国語力はあるということですよね?

と言われ、まああんまり自信はなかったですけど、そうですねと答えました。

今の会社で散々怒られて、注意されているので自信はないのですが、

これから本読んで鍛えようと思いました。

 

特技に「採寸」と書いたところも引っかかって聞かれました。

家具屋にいたときに、食器棚が好きでよく販売していたのですが、

採寸に行ければ大体決まるので、採寸を自分の売りにしていました。

あと、お店にいると、外に出かける機会が採寸くらいしかないので、

私は外に出たいタイプなので、採寸に行くのが好きでした。

あと、食器棚の採寸は縦横測ったり、たまにコンセントの位置に穴をあけたりする加工があるので、

採寸してぴったりの位置に来るように発注し、それを実際に納めてピッタリになるのが快感でした。

と答えました。

 

あと、土日仕事になってしまうけど、どうしても用事があるときはみんなでやりくりすることもできるけど、

大丈夫ですか?

と聞かれ、それは、娘が吹奏楽部に入っていて、発表会があるのですが、できればそれだけは行きたいなと思っています。

それ以外の土日は、ほぼ娘も部活でいないので、仕事でも大丈夫です。

と答えました。

 

今の会社の不満は、本当は真っ先に給料が安いとかもありますが、

一番は通勤が大変なことです。

最初は東京勤務にあこがれて、通勤時間1時間以内で通える都内の会社を選んだのですが、

実際毎日通ってみると、朝も帰りも満員電車で、とても苦痛でした。

なので、次は横浜で働きたいなと思っていました。

と答えました。

 

あとは、社長の話で、そこにある家具、いくらくらいだと思う?

とか、キッチンのリフォームの相場はいくらくらいだと思う?

とか、金銭感覚みたいなのも聞かれました。

 

他の会社も受けてますか?と聞かれ、

「いえ、こちらで働きたいと思っているので、こちらにしか応募してません」と即答しました。

 

車の運転はの質問は、少し食い気味で、大丈夫ですと答え、

今の会社で都内走ってるんで、横浜市内なら余裕ですと答えました。

 

こちらからの質問としては、リフォームの客層は高齢の方が多いかなと思ったので、

福祉住環境コーディネーターの資格を取ろうと勉強しているのですが、役に立ちますか?

と聞いたのですが、実際にリノベーションしたお部屋はめっちゃおしゃれで、

手すりなんかまったくないし、自分でも必要ないかな?と少し感じていました。

しかし、はやり、そのような病気があったり、介護が必要なお客様は、こちらの会社では、お客様になることがないようで、

特に必要なさそうでした。

 

あと、苦手なことはありますか?と聞かれ、用意してなくて考えて答えられませんでした。

でも、この会社はチームでやるから、苦手なことはちゃんと言っといたほうが、みんなでカバーできるから、

苦手でも大丈夫というような感じで言っていました。

 

他にもいろいろ話しましたが、終わってから時計を見たら、なんと2時間ほど経過していました。

そんなに面接でしゃべったのは初めてです。

でも、プライベートのこともたくさん話しましたし、私がよく笑う明るい子だねと言ってもらえたし、

若い若いといわれ、部長さんたちも55歳前後なのかな。

 

47歳の私は若いようです。

でも多分、年齢よりも、見た目も若いということなのかもしれません。

なんせ私は童顔なので、前職では30代前半とか、20代といわれたこともありました。

お世辞とかじゃなくて。

お客様にも、大学生の息子さんに向かって、「あら、女の子にそんなの持たせちゃダメじゃない」と言っているお母さんが

いたり。

いや、私、たぶんあなたと同じくらいですけど。。。と思いながら。

おじいちゃんには、おじょうちゃんと言われたり。

大学生のバイトの子かと思われていたのかも。

 

なので、まあ、私にとっては、あまりうれしくもなく、

若く見られて不利なこともあるわけで、悩みでもあるわけです。

 

でも、そろそろ、20代はもう無理で、せいぜい30代くらいだと思いますけど。

 

あと、今の会社でも、私の売りは、柔らかい雰囲気、ソフトな感じと言ってくれる人がいたので、

すごい刺々しい女性上司がいるので、その人と比較してのことだとは思いますが、

人当たりはいいとは思います。前職でも、お店のみんなと仲良くできて楽しかったし。

 

年配のお客様とも仲良く話せたりして、自分も得意な客層だったので、

きっと、この会社は私にピッタリだと思いました。

 

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