「あら。まつしま。さん。ごきげんよう。」
「あら。まさこちゃん。ごきげんよう。」
「まつしま。さん。グリップが何か時松プロのようなグリップだけれど、どうしたのかしら。」
「あら。まさこちゃん。少し左手の親指が痛いから、下井プロに左手の親指をシャフトの上ではなく、横に握るようにして、ついでに右手も下から手のひらでガッツリ握ってスイングしてみろと言われたのよ。なんとこの握り方は、子供の頃に宮本留吉プロに教わったそうよ!」
「え!宮本留吉プロ!てっきり、時松プロかと思っただわよ。」
「痛くないし、とてもいいことがわかったのよ。」
「どうなったのかしら。」
「フェースが開かなくなって、腰からのダウンスイングをしないと右にプッシュアウトのミスが出るだわよ。だから、自動的に左手リードになるし、体のキレで打つ練習になるだわよ。手と体の、一体感が出るだわね。。」
「今をときめく、時松プロのようなテンフィンガーグリップで、さらにパワーアップするだわね。」
「ランキングも宜しくお願いだわよ。」