みなさん、

おはようございます。

 

【朝の道標】を見に来ていただき、

ありがとうございます。

 

 

今日のことばは、

「私学フェアでは〇〇を見るべし!」です。

 

 

ということで今回は、

土曜日に岡山県の私学フェアに行ってきたので、

そのとき気づいたことを書いてみます。

 

 

私学フェアとは、

その地域の私立学校が集まって、

「うちの学校はこんなんですよー。」という、

広報活動として行われるイベントです。

 

その大きな目的は、

学校の魅力を伝えて、

たくさんの受験生を集めることなんです。

 

だから、

基本的には良い事しか伝えないんですが、

見る方法を知っていれば、

実は欠点もしっかり見抜けるんです。

 

ということで、

見抜くポイントをいくつか紹介します。

 

 

 

見抜きポイント1

「まずは全体を一周せよ!」

 

たくさんある学校をだらだら見ると、

目立つ学校ばかりに目が行ってしまい、

本当にいい学校を見つけられません。

 

だから、

まずは全体を大まかに一周してみましょう。

 

そうすると、

会場全体の雰囲気が分かるので、

体がその雰囲気に馴染んで、

冷静に落ち着いて見られるようになります。

 


 

見抜きポイント2

「ガイドブックで理念を確認せよ!」

 

 

私学フェアには必ずガイドブックが配られています。

そのガイドブックには全ての学校の紹介ページがあるので、

パラパラめくって写真と理念を確認しましょう。

 

ここもじっくり見るのではなくて、

サラリと見ていくことがポイント。

 

サラッと全部見た後に必ずこう思います。

「どこも似たようなもんだな。」と。

 

実は私立学校の多くは、

本来あるべき理念が形骸化していて、

教育方針の説明を読んでもありきたりで、

ピンとこないんです。

 

そういう学校は通っても、

公立と同じかそれ以下の満足度なので、

見学すると時間の無駄になっちゃいます。

 

ということで、

ガイドブックをもう一度見て、

ありきたりな学校を飛ばしながら、

理念を独自の言葉で説明できている学校を見つけましょう。

 

そして、

その理念と写真の雰囲気が合致しているか確かめましょう。

 

ここは理屈ではなくて、

違和感を感じるとか、

ピンと魅力を感じるかで大丈夫です。

 

 

 

見抜きポイント3

「会場へ行きヒトを見よ!」

 

もうはっきり言って、

これが最終的な結論です。

 

ここまでのポイントは、

無駄な時間を削るためポイントです。

 

大事な根幹を見抜くポイントは、

ヒトを見ることです。

 

ヒトを見れば、

その学校がどんな学校かわかります。

 

会場で説明してくれる担当の方は、

学校の看板を背負っているわけですから、

そのヒトの雰囲気や心持ちを見れば、

学校の空気感を読み取ることができます。

 

ガイドブックでは、

業者に頼んで上手に表現できても、

ヒトそのものは変えられませんからね。

 

もし会場の担当者と話してみて、

違和感を感じたのなら、

その学校は合わないと思います。

 

逆に魅力を感じたなら、

在校生を連れてきていることもあるので、

その生徒のたたずまいを見てみましょう。

 

その子が、

いわゆるモデルケースとなるので、

我が子が通った場合の将来像を見ることができます。

 

そして、

なんとなく「いいな。」と思えたなら、

パンフレットをもらっておきましょう。

 

そして次の日にもう一度そのパンフレットを開いてみて、

現場の雰囲気を思い出した時に「いいな。」と感じたなら、

あなたに合う学校だという事です。

 

 

 

ということで、

今回は「私学フェアでは〇〇を見るべし!」と題して、

その見方についてご紹介しました。

 

もしよかったら、

参考にしてくださいね。

 

 

あ、ちなみに、

岡山県の私学フェアでは26校が参加していて、

ガイドブックの理念がしっかりしていた学校は「13校」、

会場を見て「いいな。」思ったのは「5校」でした。

 

これはかなりいい方だと思います。

 

他府県のガイドブックを見てみたら、

理念がしっかりしている学校はだいたい3割以下なので。

 

といっても、

これはぼく個人の感想なので、

あまり気にしないでくださいね。

 

 

さあ、今日も新しい一日のスタートです。

理念を意識して、行ってらっしゃい!