みなさん、
おはようございます。
【朝の道標】を見に来ていただき、
ありがとうございます。
今日のことばは、
「神様からの助けはもう来てる」です。
昨日観た映画の中に、
こんなシーンがありました。
休日の昼間、セールスマンのお父さんが、
なかなか売れない商品を抱えながら町を歩いている時、
その5歳の息子が何気ないアメリカンジョークを言います。
「海で溺れかかった人がいたので、
ボートに乗った人が助けに行ったら、
その人がこういったんだって、
「大丈夫だ、神様がもうすぐ助けに来てくれるからいい」って。
しばらくして、また船に乗った人が助けに来たんだけど、
また「神様が来るからいい」って断ったんだって。
もうだいぶ待ったのに神様が助けに来ないから、
その人は神様にこう言ったんだって、
「神様!いつになったら助けてくれるんですか!!」って。
そしたら神様がこういったんだって、
「もう2人も助けに行かせただろ?」って。」
このアメリカンジョークを聞いて、
ぼくはピーンと来ました。
ピンチになると、
焦って視界が狭くなってしまうから、
ピンチを脱出するチャンスに気づきにくいってことですよね。
そのセールスマンのお父さんも、
なかなか売れない商品を買ってくれるのは、
きっと金持ちのお医者さんだとばかり思っていて、
他の人が声をかけてくれても気づかなかったんです。
ぼくたちにも、
そんなシーンがしょっちゅうあると思うんです。
学校の中で、
「いい友達がいない。」とか、
「いい先生がいない。」とか、
ないモノ探しをしていると、
本当にいいモノが通り過ぎて行ってしまう。
探している友達や先生は、
決して物分かりの良いひとじゃないかもしれない。
見栄えの良い人じゃないかもしれない。
でも今のあなたに必要なモノを、
持っているかもしれないんです。
だから、
今ないモノのことで悩まずに、
「神様からの助けはもう来てる」と思って、
目を凝らして周りを見てほしい。
そうして、
声をかけてくれる人のことばに、
耳を傾けてみてほしい。
それが神様からの贈り物だと信じて。
さあ、今日も新しい一日のスタートです。
元気に、行ってらっしゃい!