みなさん、
おはようございます。
【朝の道標】を見に来ていただき、
ありがとうございます。
今日のことばは、
「選挙に注目しよう」です。
選挙って、
自分とは関係のないことのように思えるけど、
なんか大事なことだって気がするでしょ。
最近の小学校って、
児童会会長を決める選挙をして、
選挙が身近に感じられるように活動をしているけど、
残念ながらやっぱり臨場感に欠けるよね。
だって、
当選しなかった人も、
結局児童会の役員になっちゃうよね?
あれじゃあ意味ないよね。
本当の選挙だったら、
当選した一人が大臣を選ぶんだから、
当選しなかった人は役員にはなれないはずなんです。
もっというと、
どうせ誰が当選したって、
先生が背後で指示するという構図は変わらないんですよ。
これじゃあ、
「誰が当選してもいいや。」ってなるよね。
で、実際の選挙がもうすぐあるけれど、
この学校の児童会選挙と比べながら見てほしいんです。
当選してもしなくても同じになってないかな?
政治家の後ろで指示するような人はいないかな?
どうしてこんなに変な人が当選してしまうの?
そんな疑問を感じられるまで、
見てほしいんです。
テレビやネットでは競馬の予想みたいに、
面白おかしく伝えようとしているけど、
本当はそれもおかしいよね。
そういう感想を持って、
学校の活動の中で活かしてほしい。
週に1回は学級会があって、
みんなで話し合う場面があるよね。
道徳だってあるよね。
みんなで何かを決める時、
どうやって決めてる?
先生の意見に流されてない?
大人の選挙では、
多数決で決めているけれど、
投票する人が全体の半分ぐらいしかいないんだ。
学級会で学年目標を決める時に、
多数決で半分の人しか手を上げなかったら、
絶対やり直すよね。
もう今の大人のやり方は、
お手本にはならないことが多いんです。
こんな大事な国の未来を決める、
選挙と言う場面でさえ、
こんなありさまだから。
だから、
ぼくは今の子供達に、
もう大人を気にしないで自由に生きてほしいんです。
先生の意見より、
お父さんお母さんの意見より、
自分の気持ちを大事にしてほしい。
それがよくわかるのが選挙です。
だから今週の日曜日にある、
「選挙に注目しよう」を試してみてください。
そしてツッコミどころをたくさん見つけてください。
そういう想いを持って、
どうか日本の未来を切り開いていってください。
さあ、今日も新しい一日のスタートです。
元気に、行ってらっしゃい。