みなさん、
おはようございます。
今日は5月30日(月)です。
もうすぐ6月ですね。
5月は4月の変化に馴染んでいく時期でしたが、
みなさんはいかがでしたでしょうか?
ぼくはこの【朝の道標】のおかげで、
だいぶ変わりましたよ。
さて、今日のことばは、
「言葉で心を引っ張ろう」です。
心というか感情というか気持ちって、
場面によってコロコロ変わりますよね。
いつもいい気分でいたいんだけど、
何かちょっとしたことで傷ついたり、
上手くいかないことが続くと落ち込んだりしてしまいます。
でもそんなときには、
「言葉」という特効薬が効果的です。
「言葉」は「言霊」ともいわれるぐらい、
見えない力がこもっています。
その言葉の力は、
場面をガラリと変えてしまうぐらい、
強いモノなんです。
特に日本語には、
「音霊」といわれる「音」そのものの力と、
「漢字」一文字一文字の「形」にも由来がありますので、
単純にほかの言語の2倍の効果があるんですよ。
だから落ち込んだ時は、
この言葉の力を借りて復活することができるんです。
例えば、
夜まだやらなきゃいけないことがあるのに、
疲れて眠たい時はこういうんです、
「あっ、本気でてきた!」と。
他には、
学校で悪口言われて嫌な気持ちになって、
家に帰っても引きずっていたら、
「あれっ、いい自分が見えてきた!」って。
そうすると、
ほんのちょっとかもしれないけど、
気分が晴れてなんかよくなっていく気がするんです。
そう、
言葉の力を借りて、
気持ちの折り返し地点を作ることができるんです。
ここでのポイントは、
小さい「っ」を入れること。
これを入れて言葉を発すると、
心のシフトを変えることができるんです。
ほら掛け声で場面を盛り上げようとするときって、
絶対に「っ」が入ってるでしょ。
この「っ」は、
心に空間を作ることができるので、
それまでの心とこれからの心を切り離す効果があります。
だから、
「っ」の後に使った言霊は、
すっと心に入って来るんです。
あと気を付けてほしいのは、
否定語を使わないということ。
「寝ないぞ!」とか、
「怒らないぞ!」とかは、
先に「寝る」や「怒る」という言葉があるので、
そっちに引っ張られてしまいます。
だからそういう時は、
「目が覚めた!」とか、
「すっきりした!」とかって、
完了形にしてあげる方が効果的ですよ。
もしよかったら、
「言葉で心を引っ張ろう」を、
試してみてください。
それでは、
今日も新しい一日のスタートです。
元気にいってらっしゃい!
『みのり塾』(朝の道標)より