みなさん、
おはようございます。
今日は5月17日(火)です。
今日のことばは、
「得意なことで役に立とう」です。
新学期が始まって、
新しいクラスにも慣れてきたころだと思います。
どの子が優しい子で、
どの子が面白い子で、
どの子が頑張り屋さんだって、
いろいろクラスの友達のことも、
わかってきたんじゃないでしょうか。
そうすると、
学級の中での役割がちょっとずつ決まってきますよね。
困ってる子がいたらさっと助ける「お助けさん」、
学級の話し合いでいいこと言う「リーダーさん」、
体育で活躍する「スポーツマン」。
学級の係活動のカタチも、
自然とできてくるころだと思います。
(がんばる人とそうでない人みたいな。)
でね、ちょっとこういうことってないですか?
「目立って活躍する人っていつも一緒。」とか、
「できる人は何やってもうまくできる。」って。
じゃあ目立ってできる人だけが役に立ってるの?
そんなこと絶対にないよ!
絶対にないんだよ。
目立たないけどみんなの役に立ってる人たくさんいるよ。
逆に、どうやったって人は役に立つんだよ。
例えばね、
ヒーローものの悪役っているでしょ。
悪役だっていなかったら、
ヒーローが活躍できないじゃない。
ヒーローに助けてもらうお姫様だっていなかったら、
ヒーローが誰のために戦ってるのかわからなくなるでしょ。
人はみんな生きているだけで役に立ってるの。
役に立つために得意なことを持ってるの。
それはみんな違うけど、
似ていることもあるんだ。
似ていると、
比べられることが多いけど、
その中で一番になる必要はないよ。
5人組のヒーローでも、
一番強い人だけがヒーローじゃない、
5人ともヒーローでしょ。
だから、
みんなの中で一番なことが得意なんじゃない。
自分がこれやってていいなって思えることが、
得意なことなんだよ。
面白い人のそばで笑ってるだけでも、
盛り上げるのが得意なことになるし、
勉強が得意な人のそばでうなずくだけでも、
受け入れるのが得意なことになる。
自分の好きなこと、
心地いいことに自信を持って、
得意になっていいんだよ。
それをやってるだけで、
必ず役に立ってるから。
そうやって、
「得意なことで役に立とう」とすれば、
勝手に大切な仲間ができて、
もっともっと周りが心地よくなっていくはず。
ちなみにぼくの得意なことは、
モノマネです。
(あんまり参考にならないですけど。)
もしよかったら、
あなたも自分の得意なこと、
考えてみてくださいね。
それでは今日も新しい一日のスタートです。
元気にいってらっしゃい!
『みのり塾』(朝の道標)より