みなさん、
おはようございます。
今日は5月16日(月)です。
長い雨が続きましたが、
みなさんのところは大丈夫でしたか?
さて、今日のことばです。
「心の戦争をやめよう」。
ちょっと重く感じるかもしれませんね。
2月24日に突然始まったウクライナ侵攻も、
もう3か月がたとうとしているのに、
終わりが見えてきていません。
そして、
大変なことが起こっているのは同じなのに、
それが当たり前のように感じてきて、
ニュースにも心がなくなってきているように思います。
コロナも流行りはじめは騒いでいたけど、
慣れてくると何も感じなくなっているような気がします。
これって大丈夫なのかな。
これっていいのかな。
そう自分の心に問いかけた時に、
ザワザワとしたものを感じました。
そのときに聞こえた言葉が、
「心の戦争をやめよう」でした。
みんなだれでも心の中にセンサーがあって、
これはいいこと、これは悪いことと、
善悪を判断していますよね。
その判断をするとき、
自分のことだけでなく、
他人のことまで善悪を決めようとすることがあります。
よく学校生活の中でも、
いい子ちゃんが「〇〇くん、ダメだよ!」
といたずらっ子に注意してる場面があるじゃないですか。
あれってね、
いい子ちゃんの心の戦争がことばになって、
飛び出してきてるんです。
いい子ちゃんの心の中には、
「こうしなきゃダメ!」という気持ちがあって、
それを他人のことにまで広げてしまうと、
心の中で戦争が始まるんです。
そんなときは、
「〇〇くんは、そういう子なんだ。」と、
自分と他人を切り離して考えると、
他人の心に攻め込まなくてすみます。
自分の心は自分で決める。
だから、
他人の心も他人が決めていい。
そうやって認め合うことができたら、
心の中で戦いが起こることもないし、
戦争になって飛び出すこともないはずです。
少なくとも、
自分の身近なところでは、
それができると思います。
小さなことかもしれませんが、
ぼくはそうやって見ようと思います。
心の中で誰かを攻めたりしないで、
それを許し、理解し、受け入れようと思います。
まずは、
片付けが苦手な家族にイライラせず、
自分がフォローしていこうと思います。
みなさんも、
身近なことでイライラが湧いてきたら、
このことばを思い出してみてください。
「心の戦争をやめよう」
もしかしたら、
みなさんの心の平和に、
少しでも役に立てるかもしれません。
そうであったなら、
ぼくはとてもうれしいです。
さあ、今日も新しい一日のスタートです。
元気に、行ってらっしゃい!
『みのり塾』(朝の道標)より