みなさん、
おはようございます。
みのり塾では、毎朝6時30分に、
その日一日が幸せに過ごせるように、
「朝の道標」をお届けしています。
今日は5月12日(木)です。
ぼくが「朝の道標」を始めて、
もう1週間が過ぎたんですね。
早いなあと思ったり、
まだ1週間かと思ったり、
ちょっと複雑です。
そんなふうに振返ってみて、
沸き上がってきた言葉は、
「誰かのために生きよう」でした。
ぼくがこの「朝の道標」を始めようと思ったのは、
今悩んだり困ったりしている子供達にために、
何かできないかなと思ったからです。
ぼくは小学校の先生を長いことしていましたが、
子供達に毎日会っていても、
忙しさにかまけて、
子供のことは後回しにしてしまいがちでした。
悩んでいる子供達が身近にいても、
気付かなかった、
いや気付いていないふりをしてたんだと思います。
でも今は家にいることが多くなり、
自分の子供と話したり、
近所の子供と接する中で、
今の自分に何かできることはないかな。
と考えてみました。
そうしたら、
毎日、悩んでいる誰かのために、
やさしい言葉がけをしていくことで、
その言葉に出会った誰かが救われるんじゃないかな。
と思うようになりました。
その誰かって、
小学生や中学生の子供だったり、
学校の先生やお父さんお母さんの大人だったりを想像しています。
誰にもこの言葉が届かないかもしれないけれど、
もし偶然見てくれて、
少しでも温かい気持ちになって、
心が元気になってもらえるなら、
その一瞬のために続けようと思いました。
自分のためじゃなく「誰かのために」と考えて、
続けていくことにしました。
そうしたらこの1週間、
自分もなんだか優しい気持ちになれて、
いいことが起き始めました。
なんだか前より人間関係が良くなったような気がするんです。
どうやら「誰かのために生きる」ことは、
自分のためにもなるようです。
だから思うんです。
「誰かのために生きよう」とする人は、
その人の人生がずっと豊かになっていくと。
もしよかったらあなたも始めてみませんか、
「誰かのために生きる」ということ。
それが今すぐ誰かの役に立たなくてもいいんです。
あなたがきっと役に立ってると信じられることであれば。
地面に逆立ちすることで、
地球の人たちを支えてるって思える人だっているんだから。
さ、今日も新しい一日のスタートです。
元気にいってらっしゃい!
『みのり塾』(朝の道標)より