今日、８１歳の母からLINEで
透析の準備の手術？が１０月中旬に
決まったと連絡があった。
去年までは透析について
悩んでたみたいだったけど、
お医者さんに、透析を勧めない事は
自分にはできないと言われたみたいだし
やはり体のしんどさもあることから
透析を受ける決心はしたみたいだ。
私が今年の５月に帰国してた時にも、
別の症状で母は手術、入院をしてて
やはり歳と共に人の体は衰えて
いくもんだなぁ、、、と、
客観的にそういう思いで母を見てた。
歳をとると健康の維持がやはり難しい。
母は体のしんどさから、
「はよ死んでしまいたいなぁ、、、、」
って言うんだけど、
こう言う時、
みんなはなんて言うのかな？
私は「まぁなぁ、、、、」って言ってた。
「そんなこと言わんと長生きして、、、」
って言うべきなのかもしれないけど、
私はそれはちょっと違うな、、、と
感じてて。
もちろん長生きは
してもらいたいんやけど。
まぁこれを語るのに母の年齢が
８１歳っていう事実が重要なんだけど、
やっぱり母の体のしんどさを思うと
長生きも辛いな、、、、って
私は思うんですよね。
で、今日久しぶりに母と
その入院の件もありLINEで
少し電話をしたんだけど、
母が、「もう色々手術もせなあかんし、
透析もせなあかんし、
はよ死んでしまいたいわぁ、、、」
って言ってたのに対して、
私はまた「まぁなぁ、、、、」
って言ってた。
母の気持ちが分かるから。
「まぁでも、
勝手に死なれへんしなぁ、、、。」
という母に対して、
「まぁでも、一応少なくても年金もあるし、
働く必要はないからな、、、、
しんどいながらもとりあえず
生きるしかないで、、、」と言ったら、
「そやな、まぁなんとかして
やっていくわぁ」と母が言った。
こんな私達の会話が
普通の会話なのかどうかわかんないけど、
別に死ぬことに対してネガティブに
喋ってるわけではなくて、
ただ母の年齢を思うと
もうそういう時期だし、
それを淡々と喋ってるだけ。
人は生きて死にゆくものという
その事実を私は母に対しては
受け入れる準備が少しは
できてると思う。
「まぁなぁ、、、、」は
母の老いや、体のしんどさや、
人は生きて死んでいくもの
という事実、そして彼女の人生を
愛と共に受け入れた私のあいづち。
最近知ったバンド女王蜂の『鉄壁』
誰もがいつか土に還るわ、
生き抜いた者を讃える
美しい場所だと聞くわ、
生きてゆくこと、死が待つことは
何より素晴らしいこと、
誰にも奪わせないで、
この歌詞が好き、心に染み渡る。
