私の実家は大阪市内の長屋。
一階は3畳のキッチンと6畳の畳部屋。
20年ほど前に少しリホームしました。
大工さんにしてもらった部分もありますが、
DIYでした部分も多くあります。
柱と天井は母と2人で
白いペンキを塗りました。
それまでは茶色の柱と
茶色の天井だったので
暗い印象がありました。
81歳の母はほぼほぼ一階で生活しており、
6畳の間に布団をひいて寝てます。
ソファーを捨てて、ベットを買おうか、、、
という話もしてたのですが、
少しでも衰えていく筋力をキープする為にも
ゆっくりでもいいから、
布団をひく、、という作業を毎日
できるところまでは続けることにしました。
一階はキッチン以外はこの6畳の間のみです。
昔、私達家族5人はこの部屋に
ちゃぶ台を置いてご飯を食べ、
夜はちゃぶ台を片付けて
父と母と布団で寝てました。
その頃はソファーは無いです。
私の父はトラックの運転手で
朝が早かったのですが、
特別に寝室なんて無いので、
私達がテレビを見てる横に布団を引いて、
タオルを目に巻いて寝てました。
今考えると父親はすごいなぁ〜と
思います。
ゆっくりとは寝れてないですからね。
ちなみに父が亡くなった時も
特別に遺体を置く部屋も無いので、
この6畳の間に父の遺体を置いて、
横で普通に家族で食事をしたり
テレビを見たりしてました
二階は6畳と4畳の間の2部屋のみ。
兄が4畳の間に寝て、
私と妹は6畳の間で寝てました。
家が狭いので当然個室なんて
もらえなくて、
家の広い子がうらやましかった。
ベッドで寝れる家の子達が
うらやましかった。
こんな古い狭い長屋なんて大嫌い!
子供の頃は愛着なんて
一個もなかった実家。
でも父が亡くなって、
少しリホームをして、自分で作った
ステンドグラスの作品などを使って
DIYを始めてからは自分で色々手がけた分
次第に愛着も湧いてきました。
兄弟達はそれぞれに家庭を持ち、
実家で寝泊まりするのは
カナダから里帰りする私のみ。
今はこのノスタルジックな
昭和感満載で、
メインテナンスや掃除も
そんなに時間をとらない(苦笑)
古い狭い長屋が大好きです