今日は神戸で法改正研修会があったので朝から行ってきました。
いつも思うのですが本当に社労士界は狭い!何回か出席してるうち何となく参加される方々の顔を覚えてきます。
それはさておき今日の内容は社会保険の分野が中心。印象に残ったのは年金特別便について。
世間では5000万件の未統合記録について取りざたされてますが。
実は私、社労士でありながらあまり昨今の年金問題について関心を寄せてなかったんですね。
ただ漠然と社会保険庁や社会保険事務所がいい加減だから、、って世間と同じ様に思ってました。
戦時中や震災時に社会保険事務所の職員が身を挺して年金記録を守ってきた歴史があるんですね。
紙ベースの年金記録が一枚の紛失もなく残っているという話を聞いて少し見直しました。
でもそれなら何で今のように大きな問題になるのでしょう?
平成9年に基礎年金番号を導入したのにはそれなりの理由(届け出もれ等)があるのでしょうが、基礎年金番号の統合の作業を甘く考えていたのでしょうか。
何かヤバい事があると早めに報告するべきなんですね。報告が遅れると取り返しのつかない大きな問題になる典型例ではないでしょうか。それとも報告はあったけどどうしょうもないので放置していたのでしょうか。隠蔽体質が見てとれます。
他所にばれると大きな騒ぎになりますね。社会保険事務所の職員には気の毒な気もしますが、、
色々と又考えさせられる一日でした。
